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The seaside of Shonan

変わりゆく風景の「今」を残したい

『2015冬 過渡期の北陸一人旅』 

その1(2/28)  1日目-1  自宅→ほくほく線→直江津
その2(2/28)  1日目-2  直江津→富山
その3(2/28)  1日目-3  富山
その4(2/28)  1日目-4  富山→水橋→東富山
その5(2/28)  1日目-5  市振
その6(2/28)  1日目-6  泊→魚津

その7(3/1)  2日目-1  有間川
その8(3/1)  2日目-2  谷浜
その9(3/1)  2日目-3  浦本
その10(3/1)  2日目-4  糸魚川
その11(3/1)  2日目-5  親不知、滑川
その12(3/1)  2日目-6  黒部、電鉄黒部
その13(3/1)  2日目-7  経田
その14(3/1)  2日目-8  浜加積→滑川→高岡

その15(3/2)  3日目-1 高岡⇔城端
その16(3/2)  3日目-2  高岡→倶利伽羅
補遺(3/2)  3日目-3  倶利伽羅→富山→直江津→長野→自宅


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2016/01/18 Mon. 23:24 | trackback: 0 | comment: 0edit

『2015冬 過渡期の北陸一人旅』 補遺 

今更感甚だしいですが、完結していなかった北陸の旅行記をいい加減結んでおきたいと思い、回想を交えながら帰路を綴ます。(はるか昔に書いた前回記事はこちら

3日目-3(3/2) 【最後の北陸本線旅】
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北陸本線の駅巡りを中心に据えたこの旅も、あとは家へと帰るのみ。
倶利伽羅駅を後にし、富山へ。富山から直江津行きに乗り換え、一気に北陸本線を走破します。
富山行きの電車が就活生で一杯だったのが妙に記憶に残っていますが、そんな彼らも今春から社会人かぁ…なんて考えると、この旅が随分と前のことなんだと実感します。

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この富山から直江津までの乗車が、私にとって最後の「北陸本線」の旅。
この三日間降りてきた数々の駅が、目にしてきた車窓が、走馬灯のように過ぎていく…。
(性懲りなく同じ構図ばかりですみません。。)

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途中、糸魚川で長時間停車するというので、一度ホームへ。

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真っ青な413系に485系の更新車。
どちらも数年前は「ハズレ」くらいに思っていたのに、この時はカメラを構える手にも随分と熱が入っていました…。

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直江津からは信越本線。こちらも三セク転換前、最後の乗車。

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途中駅に見る、信越本線とともに消えた名前。

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「JR南高田駅」の文字と、真新しい三セク転換後の駅名標が共存していた南高田駅。

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やがて、車窓には一面の雪景色。

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長野に近づく頃には雪も消え、青空に。
ついさっきまであれだけ雪深いところを走っていたのに、長野に着く頃には雪ほぼ見当たらず、一山超えてきたことを実感します。

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「信越本線」。今は高崎〜横川、篠ノ井〜長野、直江津〜新潟の3区間に分断され、その名の由来すらわからないような状態。このときはまだ篠ノ井〜新潟、つまり信州と越後を結んでいたので、かろうじて信越本線と言える状態ではあったのですが…。

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この後長野新幹線で一気に帰京したのですが、紆余曲折あり、かなり落ち込んでいました。
というのも、今旅で使用していた「北陸フリー乗車券」という切符、北陸フリーエリアまでに往復の道筋が決められているのですが、何を勘違いしたかこの信越ルートが使えるものと信じ込んでおり、長野まで来て初めてこのルートが対象外(=運賃全額支払い)であることに気づいたのです。何ともマヌケなミスですが、このとき信越本線に乗っていなければ、かえってその方が後悔していたに違いないはずで、結果これで良かったのだと思います。

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ただこの時は、突如発生した大きな出費に、釜飯の味も感じなかった…苦笑

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というわけで、9ヶ月近く放置していた旅行記もようやく完成。もうこんな旅行記もしばらく書くことはないでしょう…。
でもこれを書いてるうちに、「また旅に出たい」と思う気持ちが芽生え始めてきたのも事実。なかなか衝動的に旅立てる状況ではないですが、また自由気ままに列車に揺られる贅沢な時間を味わいたいなあと思います。(終わり)

(全てCANON EOS50D+CANON EF17-40mm F4L USM/CANON EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM/CANON EF-S55-250mm F4-5.6 IS IIにて)
2016/01/15 Fri. 00:01 | trackback: 0 | comment: 0edit

『2015冬 過渡期の北陸一人旅』 その16 

3日目-2(3/2) 【倶利伽羅駅】
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すっかりご無沙汰してしまってすみません。。
まだ細々と続いている北陸旅最終日。城端線の往復を終え、JR北陸本線の駅巡りに戻ります。が、次が最後の訪問駅…苦笑

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これから乗る列車は475系、6両。

高岡8:04→倶利伽羅8:25
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多分これが475系に乗る最後の機会。

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北陸の厳しい環境の中で半世紀走り続けてきた、475系の最期を噛み締めながら…。

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今回の旅、最後の訪問駅に選んだのは、倶利伽羅駅。

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1909年に信号所からの昇格によって開業。開業当時の駅舎ですが、改修によって当時の面影は薄くなってしまっています。。

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駅舎自体は1907年に竣工?

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この時はすでに「JR」のロゴが外され、移管後の三セクの看板が準備された状態でした。

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駅前風景。

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源平の合戦の主戦場としても知られる倶利伽羅。隠れ里的な雰囲気があり、駅周辺にはのんびりとした空気が漂っていました。

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何故か撮った写真。
レンガ積みにロマンを感じたのです。笑

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この駅を特急が通過する風景も今では見ることができません。。

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ゴミ箱にJRマークを見つけて収めた一枚。笑

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これがラストショットとなったトワイライトEXP。憧れは永遠の憧れに…。

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そして後続の金沢行きが、私が見た475系の最期となりました。

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さようなら…。

<続く>

(全てCANON EOS50D+CANON EF17-40mm F4L USM/CANON EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM/CANON EF-S55-250mm F4-5.6 IS IIにて)
2015/04/25 Sat. 18:39 | trackback: 0 | comment: 2edit

『2015冬 過渡期の北陸一人旅』 その15 

3日目-1(3/2) 【城端線の旅】
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冗長になってしまっている北陸旅もいよいよ最終日。
この日はまず、未乗となっていた城端線の旅。まだ夜が明けぬうちに高岡駅へ向かい、ガラガラの列車へと乗り込みます。

高岡6:00→城端6:55
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空は徐々に明るみ始め、車窓に広がる田園風景がうっすら見えるようになってきました。
思えば随分久々のディーゼルカーの旅。エンジンの唸りが心地よい…。

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やがて目につくようになる独特な散居村の風景。砺波平野といえば日本最大規模の散居村で有名ですが、実際、車内からもかなり広範にわたりその風景を目にすることができました。

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途中、福光駅での交換風景。

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やがて、車窓に見える山並みが迫力を増してくると終点も間もなく。

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高岡から一時間弱、城端に到着。

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1897年の開業当初からのものと言う立派な木造駅舎。
端正でどっしりとしたその佇まいは終着駅にふさわしく、一目でいい駅だなあ、とハートを射抜かれてしまいました。笑

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車窓から見えていた山並みはここに来て一段と近くなり、駅のすぐ目の前まで迫ってきています。写真ではイマイチですが、実際に目にした風景はもっと雄大で素晴らしく、時間があればこの辺から白川郷方面に足を伸ばしてみたかった。。

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時間の関係で、駅前散策すらできずじまいだったのが悔やまれます。

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折り返しの列車まではわずか10分。それを逃すと8:25まで列車がありませんが、今思えばもうちょっとゆっくり滞在しても良かったかも。

城端7:05→高岡7:54
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折り返しの列車から望んだ、朝日と散居村。
本当はどこかで途中下車する予定だったのですが、ドンピシャで通学時間と重なり、車内が学生でごった返していたこともあって、断念…。

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というわけで高岡に帰還。何だか色々と中途半端になってしまった城端線の旅でしたが、車窓に広がる田園風景と散居村、そして雄大な山並みは見応え十分で、再訪に値する良い路線でした。

<続く>

(全てCANON EOS50D+CANON EF17-40mm F4L USM/CANON EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMにて)
2015/04/16 Thu. 22:27 | trackback: 0 | comment: 0edit

『2015冬 過渡期の北陸一人旅』 その14 

2日目-8(3/1) 【富山地方鉄道 浜加積駅】

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北陸一人旅、二日目の最終回。
富山地方鉄道の経田駅を訪れたのち、さらに滑川方面に進み、浜加積駅で下車。
ここにも古くからの木造駅舎が残っています。

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1935年開業とのことなので、今年で80歳。

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柱がこんな状態で大丈夫なのだろうか…。

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駅前風景。経田同様、駅前は静かな住宅街。
依然雨は降り続いており、日も暮れて寒さも厳しくなってきました。

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ホームの様子。そのままドラマや映画に出てきそう…。

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駅舎内も。いやー、ほんといい雰囲気!
決して広くはない駅舎内ですが、木造の雰囲気がそのまま残っていて、居心地は上々。

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学生だった頃に比べて旅をする機会は減ってしまったけど、いざ旅に出ると、「あの頃」の気持ちを思い出す。。
誰もいない薄暗い駅舎内に1人。ともすれば寂しいシチュエーションですが、やっぱり旅はいいなあ…としみじみ感じながら、この浜加積での一時間弱を過ごしました。

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駅舎内にあった看板には「国鉄魚津駅」の文字。
今となっては、国鉄どころかJRの駅ですらない。。

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富山地方鉄道と並走するJR北陸本線。特急や貨物を含め本数も多いので、退屈しません。

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黒部方面の列車が到着。

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浜加積17:54→滑川17:56
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そして、17:54発の列車に乗り、浜加積駅を後にしました。

今回は時間の制約もあって二駅の訪問にとどまった富山地方鉄道。しかしどちらの駅も期待以上に味わいある駅舎と雰囲気で、浜加積を去る頃にはすっかりこの地方鉄道の虜となっていました。トータル100kmにも及ぶ路線の中に、まだまだ数多くの古い駅舎が残っているとのことですので、次はこの富山地方鉄道をメインに北陸を訪れたいと思います。

滑川18:44→高岡19:23
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滑川でJRに乗り換えて本日に宿泊地、高岡へ。

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高岡に到着。まだ19時半前ですが、今日はここまで。

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この後ホテルへチェックインをし、旅の2日目を終えたのでした。

<続く>

(全てCANON EOS50D+CANON EF17-40mm F4L USMにて)

※最近多忙につき、更新が滞ってしまっていてすみません。。本文中のコメントも適当になってしまっているので、時間を見つけて書き換えるかもしれません。。
2015/04/11 Sat. 22:23 | trackback: 0 | comment: 0edit

『2015冬 過渡期の北陸一人旅』 その13 

2日目-7(3/1) 【富山地方鉄道 経田駅】
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北陸一人旅、二日目。電鉄黒部から富山地方鉄道に乗車し、電鉄黒部から魚津方面に二駅、経田(きょうでん)駅で下車。

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お目当てはこの素晴らしく古い木造駅舎!
まだ一駅目ですが、富山地方鉄道、想像を超えて素晴らしい…。

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1936年に開業した経田駅。駅舎はもともと石田港駅で使われたものを移築したそうなので、実際にこの駅舎が落成したのは1936年以前ということになります。

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駅前風景。周辺は静かな住宅地。

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ここで下車したのは私一人でした。駅舎内に流れる贅沢で愛おしい時間…。

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現在は無人駅ですが、こんな看板も健在。こういった細かいアイテムが、またこの駅の魅力を引き立てています。

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ほんと、どこを切り取っても良い!

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駅舎が歪んでいる気がするのはレンズのせいだけではない?

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やがて列車の時間が近づくにつれて地元の高校生が集まってきて、駅はだいぶ賑やかになりました。
30分弱の滞在でしたが、駅舎の古さや雰囲気は予想を超えて素晴らしく、一駅目にして早くも富山地方鉄道の魔力を思い知ることに…。これはハマっちゃうな。。

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さあ、まだ日もあるのでもう一駅行きましょうか。

経田16:45→浜加積17:04
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大量に学生とともに列車に乗り込み…。

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さらに進んで浜加積(はまかづみ)で下車。
続きます。

<続く>

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2015/04/04 Sat. 22:57 | trackback: 0 | comment: 4edit

『2015冬 過渡期の北陸一人旅』 その12 

2日目-6(3/1) 【北陸本線 黒部駅~富山地方鉄道】
滑川15:21→黒部15:34
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北陸一人旅、二日目も終わりに近づいてきました。
滑川から列車に揺られ、黒部で下車。

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不自然に加工された券売機上の路線図。
この時はおそらくこの下に移管後の路線図が準備されていて、上からJR路線図をシールで貼っていたものと思われます。

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駅舎。1967年に改築されたコンクリート平屋建てで、纏う雰囲気は滑川や泊に近しいものがあります。

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駅前風景。
頭上を覆う厚い雲。そして雨は依然本降り。。

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そんな雨の中駅前に出てみると、こんなもの発見!
もともと黒部駅は1910年に三日市駅として開業。その後、1922年に黒部鉄道(現在の富山地方鉄道)の三日市駅が開業しました。このモニュメントはその旧黒部鉄道三日市駅を記念するもの。

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現在の富山地方鉄道には電鉄黒部駅があり、JR黒部駅(今回の旅行記では便宜的にこう記します)からは徒歩15分ほど。

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駅舎は1951年竣工という立派なもので、見ての通り、規模的にはJR黒部駅より大きいです。

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駅前に漂う、そこはかとない昭和感。よく言えばレトロ、悪く言えば寂れている…。
市役所等の街の中心に近いようですが、利用者ベースで見ると、JR黒部駅にダブルスコアで差をつけられています。

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まるで幼稚園のような駅舎内。

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かと思えばこんなものも。今時使われているとは思えませんが、何とも渋いですね。

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改札を抜けると、そこには車庫を思わせる大きな屋根が特徴的なホームが。

電鉄黒部16:12→経田16:17
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惜別ムードのJR北陸本線、どこの駅で降りても必ず同業の方に出くわすという、そんな旅にやや疲れを覚えたこともあり、ここからは少し北陸本線を離れて富山地方鉄道の旅へ。北陸本線の混雑に比べ、やってきた地鉄の列車は閑散としていました。

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電鉄黒部駅を出るとやがて、北陸本線をオーバークロス。

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そして経田にて下車。
古い駅舎が数多残るという富山地方鉄道とあらば、途中下車しないわけにいきませんよね。

<続く>

(全てCANON EOS50D+CANON EF17-40mm F4L USM/CANON EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMにて)
2015/04/01 Wed. 22:41 | trackback: 0 | comment: 0edit

『2015冬 過渡期の北陸一人旅』 その11 

このところ進みが鈍い北陸旅行記ですが、旅二日目の続きです。

2日目-5(3/1) 【親不知、滑川駅】
糸魚川12:58→親不知13:09
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糸魚川で昼食を摂ったのち、次に訪れたのは独特の景観が特徴的な親不知駅。
この頃には本降りの雨に。

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この前日から北陸本線の駅をずっと巡ってきましたが、ダイヤ改正の二週間前ということで、どの駅にも例外なく北陸本線を惜しむ鉄道ファンの姿がありました。まぁ皆考えることは一緒なので仕方ないですが、やっぱりもっと早く来るべきだったなあ、と後悔も無きにしも非ず…。(もっとも、画像に写っている人たちは、この後やってきた列車に乗って駅を去って行ったのですが)

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それはともかく、親不知駅舎。1912年開業。
この辺りは断崖絶壁の天険の地で、駅名の由来は諸説あれど、wikiによれば「一説では、断崖と波が険しいため、親は子を、子は親を省みることができない程に険しい道であることから、とされている。」とのこと。北陸自動車道や国道8号が海上を通っていることからも分かる通り、北陸随一の難所になっています。

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奥から、北陸自動車道、国道8号線、北陸本線。

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そんな難所に位置する当駅だけに、駅前も細い道路を挟んですぐ切り立った斜面になっていて、スペースに余裕がありません。

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そんな感じで写真を撮っていると、何か後ろから鳴き声がする・・・。
「なんだろう?」と思い振り向くと、そこには猿の群れが!

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先ほどホームにいた大量の人々が去り、ようやく一人に。
雨が降り続いていたため滞在時間の大半をこの待合室で過ごしましたが、社会人となった今、こうして一人で何も考えずにボーっとする時間が最高に贅沢で幸せに思えます。

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駅舎内にはなぜか黒電話が。。

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親不知14:07→滑川14:53
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そんな親不知駅での濃密な滞在を終え、富山方面へ。

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JR西日本の車掌と475系。こんな光景も過去のもの。

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下車したのは滑川駅。

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滑川市は多くのホタルイカが水揚げされ、沿岸で見られるホタルイカの群遊海面は国の特別天然記念物。

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降りしきる雨の中、駅舎の外へ。
滑川はホタルイカだけでなく海洋深層水も有名なようで、市内には「タラソピア」なる、海洋深層水を利用した”海洋療法”を体験できる施設もあるのだそう。まあ色々なことを考えつくものですね…。

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駅舎全景。

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駅前風景。人口3万人そこそこの滑川市、商店やコンビニもパッと見見当たらず、若干寂しい雰囲気。

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そんな中目に留まった、駅前のタクシー営業所と交番。レトロで良い感じです。

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雨脚が強かったため、そそくさと駅に戻り、残りの滞在時間は待合室で過ごすことに。
画像は第3セクターへの移管に向けて準備が進む券売機。

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画像の右側には臨時の定期券販売所。3月ダイヤ改正後、つまり第三セクターに移管後の定期券をこの時から既に販売していました。こんな光景は過渡期だからこそのもので、惜別ムードが高まる前に訪れておきたかったと思う反面、こうした移り変わりの風景を見れて良かったとも思う、複雑な胸の内。

<続く>

(全てCANON EOS50D+CANON EF17-40mm F4L USM/CANON EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM/CANON EF-S55-250mm F4-5.6 IS IIにて)
2015/03/29 Sun. 15:49 | trackback: 0 | comment: 3edit

『2015冬 過渡期の北陸一人旅』 その10 

2日目-4(3/1) 【糸魚川駅】
浦本11:11→糸魚川11:19
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北陸旅、二日目の続き。朝から有間川→谷浜→浦本と駅を巡ってきて、4駅目は糸魚川。
まるで学芸会の小道具のような、ハリボテの赤レンガ倉庫が虚しいアルプス口。

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駅前には、およそ新幹線の停車駅とは思えない長閑な住宅街が広がっています。

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そんな感じでまだまだ駅前に見るべきところの少ない糸魚川ですが、お目当ての一つが…

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駅構内に保存されているキハ52。

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車番は156。大糸線で活躍していた最後の3両のうち1両で、2010年3月改正で引退。

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基本的には屋内に保管されているこのキハ52ですが、三枚目の画像に写っていたレールを伝い、イベント時は屋外に出ることもあるんだとか。

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車内にも入ることができますが、現役時代と殆ど何も変わってないのは嬉しいところ。実際に座席に腰掛けてみると、以前このキハ52で大糸線を旅した思い出が蘇ります。

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ちなみにキハ52-156といえば、私の中では朱色の印象。
今から6年前の2009年、ここ糸魚川駅の赤レンガ倉庫に佇む姿を目にしたのが、現役時代の156番との最初で最後の出会いでした。

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さて、そんなキハ52との再会に少しジーンとしたのち、再び糸魚川駅構内へ。
ちょうど北陸新幹線の開業記念切符が発売されるということで、構内の一角には大行列もできていました。

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この時は残っていた「北陸線」の文字。

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こういうお土産コーナーなんかを見ると、「新幹線の駅」という雰囲気が少なからず感じられます。

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自由通路を抜け、日本海口へ。

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6年前の糸魚川駅。こんなこじんまりとした駅が、今では見違えるように…。

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駅前はこちらの方が賑わっています。とはいえ、やはり物足りなさは否めない…。
果たして今後再開発が進んでいくのでしょうか。

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うーん…寂しいなあ。。

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歴史的な趣はあって、個人的には好みな街並みですが。

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こんなところにも新幹線!笑

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一通り見るべきところを見た後、昼食。

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駅前にあったラーメン屋で「ひすいラーメン」なるものを注文。
ほうれん草を練り込んだ薄緑色の麺が、当地で多く産出される「ヒスイ」をイメージしているようです。色以外に特徴は感じられませんでしたが、普通に美味しいラーメンでした。何より、寒さに縮こまった体もポカポカに。

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その後駅へ。
直江津に向けて出発する475系と新幹線高架。新幹線が走り出した今では、475系はもういない…。

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ホームに降りて、かつて赤レンガ倉庫があった辺りを望む。

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以前、その目線の先にはこんなにも立派な車庫があったのです。
それが今では、ハリボテ同然の姿になってしまったのはあまりにも惜しい…。すっかり様変わりしてしまった糸魚川駅の現在を見て、少々感傷的になってしまった旅二日目の正午。

<続く>

(8、13、22枚目以外は全てCANON EOS50D+CANON EF17-40mm F4L USM/CANON EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STMにて)
2015/03/25 Wed. 23:34 | trackback: 0 | comment: 0edit

『2015冬 過渡期の北陸一人旅』 その9 

2日目-3(3/1) 【浦本駅】
谷浜9:52→浦本10:16

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谷浜駅から、18切符の利用者で混雑する普通列車に揺られることおよそ25分、浦本で下車。

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集落の奥に海を望む駅。

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ここにきてまたポツポツと雨が降り出しました。

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駅名票。既に「JR」の部分は目隠し済み。
この時はまだ紛れもなくJRの駅だったわけですし、何もそんなに焦って隠すこともないと思うのですが…。

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ホームから駅舎を見下ろしたところ。

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下りホームと駅舎は階段で直接結ばれていますが、左手の「乗り場案内」にある通り、上りホームへは線路をくぐる地下道を抜ける必要があります。

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というわけで上りホームに向かって歩いてみましたが、結構な坂道に加え雨上がりで足元も滑りやすく、なかなか大変…。高齢の方なんかはホームの移動だけでも一苦労でしょうね。。

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下りホームもこの急な階段ですし。。

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駅の開業は1950年、と北陸本線の中では遅い部類ですが、駅舎はその開業当時からのもの。
さすがに谷浜駅には見劣りしますが、それでも木造駅舎の味わいは十分残っています。

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駅名板は谷浜駅と同様の意匠。この時はJRの文字もまだ健在。

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が、よーく見るとJRの部分はシールになっているようでした。
ダイヤ改正当日にこのシールだけ剥がせば「えちごトキめき鉄道」の駅名板に様変わり、というわけです。

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外観に反し、駅舎内は意外と手狭。無人駅となった今、駅舎の半分以上は使われていません。

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駅前には国道8号が通っており、そこを渡ればすぐ日本海。でも意外と交通量が多いので、なかなか渡る勇気が…(苦笑)

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海と集落を見下ろす高台にホームがあり、とても良い雰囲気だった浦本駅。
しかし滞在中徐々に風が強まり、いよいよ寒さが身に滲みるようになってきたため、後半はホーム上の待合室に避難せざるを得なかったのが心残りです。。

<続く>

(全てCANON EOS50D+CANON EF17-40mm F4L USM/CANON EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM/CANON EF-S55-250mm F4-5.6 IS IIにて)
2015/03/22 Sun. 22:12 | trackback: 0 | comment: 0edit