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The seaside of Shonan

変わりゆく風景の「今」を残したい

相模線駅舎巡り 

相模線駅舎巡り その1  【番田駅、下溝駅】
相模線駅舎巡り その2  【相武台下駅、社家駅】
相模線駅舎巡り その3  【門沢橋駅、倉見駅、宮山駅】
相模線駅舎巡り その4  【北茅ヶ崎駅】
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2015/01/30 Fri. 23:59 | trackback: 0 | comment: 0edit

相模線駅舎巡り ~その4~(最終回) 

<⑧北茅ケ崎駅>
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間が空いてしまいましたが、相模線の駅巡りも今回が最終回。
最後に降り立ったのは、起点・茅ヶ崎のお隣、北茅ケ崎駅。
(画像は乗ってきた列車ではありません)

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今回巡った駅の中では新しい部類ですが、ここも1940年から残る木造駅舎です。
その佇まい、そして元々工場関係者専用の駅だったという出自も相俟って、どことなく鶴見線の駅っぽい気がしないでもない?

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隣には東邦チタニウムの工場があり、その工場と駅の間には小さな鳥居がポツリ。
かつてはその東邦チタニウムをはじめ、付近の工場内に続く専用線が存在していたようですが、今となってはその面影を偲ぶこともできません。

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駅前風景。茅ヶ崎駅までは徒歩15分ほどで、市の中心地に近い場所に位置しています。
近くには中央公園や銭湯なんかがある他、学校も何箇所かあるので学生の利用も目立ち、駅の規模と比して利用者は多め。茅ヶ崎市民の私にとっては馴染み深い場所だけに、改めて写真に撮ってみるとなんか変な感じです。。

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有人駅ながら、がらんとした駅舎内。
…に見えますが、私の背後では酔っ払いが2人で大騒ぎ。。辛抱堪らず、この写真を一枚撮ってすぐに退散しました・・。

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そんな北茅ヶ崎駅ですが、市街地に近く、利用者が多いことから橋上駅舎化が検討されているとの話も聞こえてきます。

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この駅のこんな何気ない風景も、実は見納めの日が迫っているのかもしれません。

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跨線橋から茅ヶ崎駅方面を望む。

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最後にホームを一枚。そしてこの後やってきた列車に乗り込み、約半日の相模線の旅を終えたのでした。

ということで、4回にわたってご紹介してきた相模線の駅舎の数々。
東京から1時間ほどの場所に位置し、沿線の宅地化著しい同路線ですが、いざ訪れてみるとなかなかどうして興味深い駅が多く、「訪れて良かったなぁ」と思わせられる路線でした。
初回にも書いたとおり、まさに灯台もと暗し。古い駅舎にロマンを感じる方にとっては、相模線、なかなかおススメかもしれません。

「ただ撮っただけ」の写真ばかりになってしまいましたが、御覧頂きありがとうございました。

(終わり)
2015/01/30 Fri. 22:18 | trackback: 0 | comment: 0edit

相模線駅舎巡り ~その3~ 

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相模線、駅舎巡りの途中。
社家駅を訪問し終え、冷たい北風も収まったので、少し歩いてみることに。

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駅前の道路を寒川方面にひたすら歩く…。周辺にはのどかな景色が広がっています。

<⑤門沢橋駅>
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社家駅から15分ちょっと歩くと、隣の門沢橋(かどさわばし)駅に到着。
1面1線の小さな駅です。

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駅舎はこれといって特徴のないもの。
さしずめ郵便局かコンビニか、といった外観で、いずれにしても駅には見えません。。
ここはあまり面白みがないので、この写真を撮ってそそくさと先へ進みます。

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門沢橋から歩くことさらに15分。

<⑥倉見駅>
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倉見(くらみ)駅に到着。

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外観は社家駅と瓜二つですが、駅前に自転車がないのですっきりした印象。

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そのそっくりな外観が示す通り、社家駅とは同時期に開業。すなわちこの駅も90年近い歴史を誇り、駅前にはわざわざ看板が立っているほどです。
勝手なイメージながら、100年近くも前のコンクリートとなると質的に現代ほど強固でないでしょうから、そんなコンクリ製の駅舎がこれだけ原型を留めているのって、実は凄いことなのではないでしょうか。しかも2駅も!

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例によって狭隘な駅前通り。にもかかわらず車は頻繁に行き交うため、なかなか危険です。
それにしてもさっきまでの青空は何処へやら、いつの間にか今にも雨が降りそうな天気に…。

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駅内部。

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改札を入ったところには何故か信楽焼や池があり、小さな庭のようになっていました。

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ホームの様子。

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寒川方面を望むと圏央道、そして奥に見えるのは東海道新幹線。
圏央道は段階的に開通していますが、この辺りはまだ未成区間で、今年度中の開通が予定(寒川北IC~海老名JCT)されている模様。

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線路脇にはこんな横断幕が掲げられていましたが、今ではその夢を諦めたかのように、生い茂る雑草のなすがままに。

<⑦宮山駅>
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一駅移動し、続いては宮山(みややま)駅を訪問。

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こじんまりとはしていますが、下見板張り、瓦葺屋根の古い駅舎が残っています。
開業は1931年。この駅舎も、あるいはその開業当時からのものなのかもしれません。

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駅前はやはりこの狭さ…。

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そんなこじんまりとした当駅ですが、寒川神社の最寄り駅となっていて、この時はまだまだ初詣客で賑わっていました。
もうちょっと落ち着いて駅を観察したかったところでしたが…まあ仕方ないですよね。

(続く)
2015/01/25 Sun. 17:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

相模線駅舎巡り ~その2~ 

<③相武台下駅>
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相模線の駅巡り。
番田、下溝に続いて訪れたのは、茅ヶ崎から約20kmの場所にある相武台下(そうぶだいした)駅。
元は相模鉄道の座間新戸(ざましんど)駅として開業したそう。

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下見板張りと瓦葺屋根という「正統派木造駅舎」と言うべき姿を残しており、個人的には相模線一の駅舎だと思います。
こんな駅が残っているとは…侮る無かれ、相模線。

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いわくありげに広い駅前。半分くらい下溝駅に分けてあげたいですね。笑
ちなみに、この辺りはまだ相模原市。地図を見た感じ、相模原市の最南端部になるようです。

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駅舎内。オーソドックスな造りにはなっていますが、これまでの二駅に比べ広め。

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先述の座間新戸として開業したのは昭和6(1931)年。駅舎も開業当時からのもので、築84年を迎えます。

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駅舎内にはツバメの巣。

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有人駅ですが、宮山、社家、下溝駅ともども2014年12月26日限りで窓口での切符販売が終了。
長距離切符類は海老名や上溝などの緑の窓口設置駅で求めるよう、案内が出ていました。

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なので、今となってはこの窓口で切符を買うことはできません。塞がれた窓口が寂しい…。

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ホーム側から。自動改札がなく、簡易型のsuicaのみが置かれているのは相模線では珍しくありません。
頭上の注意書きはちょっとカタコトな日本語風(?)。

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ホーム側から見ると、さながら普通の一軒家。

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そしてこの駅のもう一つの魅力…それは、ホームから望むこの長閑な景色!
駅の裏手には、一昔前の相模線を想起させる一面の田園風景が広がっています。

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架線がなければ今にもキハ30が走ってきそうな…といったら過言かもしれませんが、時間を忘れるのんびりとした風景はこの駅ならではのものです。

<④社家駅>
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さて、そんな相武台下駅を後にし、次に向かったのは社家(しゃけ)駅。
相武台下より古い、1926年開業。

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入り口のアーチ形状が特徴のコンクリート造りで、ともすると無機質な印象を受けてしまいそうですが、実はこの駅舎、開業当時から変わらず残る大変貴重なもの。この駅が開業した1926年、まだコンクリートが一般的ではなかった時代ですが、砂利事業を手掛けていた相模鉄道が自社で材料を調達したため、当時としては珍しいコンクリート造りの駅舎になったとのことです。
その背景には、その3年前に起こった関東大震災のような災害への対策、という意味もあったのだとか。

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そんな出自を知ると、こんなアーチ形状をはじめ、なかなか味わい深い駅に思えてきます。

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駅前は無数の自転車+工事中ということで非常に落ち着かない感じでしたが。。

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駅前通りはなかなか交通量も多いですが、現状駅に車で入るのは困難。
駅前のおびただしい数の自転車にも頷けます。

(続く)
2015/01/21 Wed. 22:41 | trackback: 0 | comment: 0edit

相模線駅舎巡り ~その1~ 

今日はふと思い立ち、地元を走る相模線の駅舎をのんびり巡ってきました。

JR相模線は茅ヶ崎~橋本を結ぶ、全長33kmあまりの路線。1991年の電化までキハ30が走っていた路線としても知られていますが、近年は沿線の宅地化に伴い、通勤・通学路線として機能しています。
そんな相模線、湘南在住の私にとっては身近な存在なのですが、乗ることはあっても、途中下車というのは殆どしたことなく。しかし灯台下暗し、意外にもそんな身近なところに色々な発見があったのです…。

<①番田駅>
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まず最初に降りたのは、橋本の3つ隣、番田(ばんだ)駅。所在は相模原市。

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外壁などは改修されているものの、古い木造駅舎が残っています。
駅の開業は昭和6年、おそらく開業当時からのものと思われるもの。外観がキレイなだけに「いかにも古い」っていう感じはしませんが、逆に大事に使われているからこそこの外観を保てているわけで、そう考えると途端に愛着が湧いてくるものです。

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駅舎内も綺麗に改装されていて、あまり古さは感じません。
橋本に近いため利用者もそれなりに多く、構図を決めて写真を撮る余裕はありませんでした…(という言い訳)

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駅前は住宅街。

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利用者はそこそこいるとはいえ、やはりホーム上を流れる空気はどこかのんびり。
そんな相模線が昔から好きだったりします。

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線路脇には側線が1本残っていました。

<②下溝駅>
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続いては、この高圧架線が印象的な下溝(しもみぞ)駅。

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1931年築の古い木造駅舎が残ります。
列車でここを通る度、いつか降りてみたいと思っていた駅でした。駅舎のみならず、周囲の長閑な雰囲気も◎。

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外壁は貼り替えられているものの、この柱やベンチ、

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あるいはこんな屋根を目にすると、この駅の重ねてきた齢を感じ取ることができます。

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駅舎のこんなところにも目を向けてしまう…笑
木の質感むき出しの柱とかを見ると、「あぁ、ちゃんと木造なんだなあ…」と改めて感じます(当たり前ですが…)

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この案内板も随分昔からありそうな感じ。

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ホームは片面一線。
周囲は所狭しと住宅が立ち並んでいて、やや窮屈さを感じます。

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ホームのプランター。こういうのを見るにつけ、相模線のローカルさを再認識。
都心の駅ではまずお目にかかれない光景ですよね。

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ホームから駅舎を望んだところ。
ホームが若干高くなっているため、ホームと駅舎は短い階段で結ばれています。

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続いて駅前風景。こちらも住宅が建てこんでおり、駅前は手狭です。

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駅から50m程度行くと、県道46号線とぶつかります。
狭い道路ながらも交通量が多く、ダンプも目立つためなかなか危険。でも、その道路を渡った先には…

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拓けた景色と相模川が!
相模線からもちらっとこの景色を拝むことができますが、個人的には相模川と丹沢山系を望むこの景色こそ、相模線の車窓のハイライトだと思っています。殆どが住宅街の中を走る相模線にあって、貴重な見所です。

で、ホントはこの後隣の駅まで歩こうかと思ったのですが、冷たい北風の前にあえなく挫折。結局列車に乗り込んで、次の目的地を目指したのでした。

(続く)
2015/01/17 Sat. 21:38 | trackback: 0 | comment: 4edit