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The seaside of Shonan

変わりゆく風景の「今」を残したい

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18切符で「撮り鉄」の旅 ⑤ 

4日目(4/7) <中編>
4日目の続きです。

撮影を終えて駅に戻ると、乗るはずだった谷浜12:48の列車は運休とのアナウンス・・。
震災の影響で間引き運転されていたためですが、こればっかりは仕方ありません。

とはいえ、次の列車までは1時間半。
さすがに撮影地に戻る気にもなれず、かといって駅で待ってるのも辛いので、13:18発の上り列車で「ある駅」まで行くことにしました。

谷浜13:18→筒石13:30 552M(413系)
降り立ったのは「筒石駅」。ご存知の方も多いかもしれませんが、トンネルの中にある駅として有名です。
深さだと上越線の「土合駅」が有名ですが、筒石駅もかなりの個性的な駅。
滞在時間は25分ほどですが、とりあえず見学します。

352.jpg
ホームに降り立つと、何とも不思議な感じ。
ちなみに、奥に写ってるのは駅員さん。
構造の特殊さゆえ、列車到着時にホームに立ち、乗客の安全を見守っています。

駅員の方に挨拶し、鉄の扉を開けて待合室に入ります。
私を含め2名下車しましたが、駅員の方が地上に「2名です」と連絡していました。

206.jpg
待合室の時刻表。
今日は間引きされてるので本数はかなり少なくなってます。

待合室の先には、地上へ繋がる階段が延びています。
208.jpg
まず、この階段を上り・・

210.jpg
緩やかな坂道を進みます。

213_20110409114230.jpg
その途中で反対ホームに下りる階段と合流。

215.jpg
最後に、一直線の階段が続いています。

写真にも写っていますが、地元の高校生が前を歩いていました。こんな駅を毎日利用してたら、足腰は相当丈夫になりそうですね…(笑

この階段を上りきると、いよいよ地上に出ます。

216.jpg
ようやく地上に到着。風除けの扉の奥が駅舎になっています。

ここまで上った階段は280段、距離にして212m。
重い荷物を背負ってましたが、思ったほどのことはありません。時間的には5分もあれば十分上りきれます。

217_20110409114226.jpg
こちらが地上駅舎。
こうやって見る限り、この奥にトンネル駅があるとは思えません。

218_20110409114947.jpg
駅前の景色。
徒歩10分ほどの場所に集落があり、国道8号線からもそれほど距離はありません。
でも、秘境駅の雰囲気がありますね。

地上の待合室では駅員さんと少しお話。
001_20110409120702.jpg
こんなものまで頂けます。何とも粋な計らいです。

少し話した後、駅員さんに「もうすぐ特急が通過するから、是非ホームで見てみるといいですよ。」と言われ、ホームへと戻ります。

219.jpg
またこの階段を延々と降り、待合室へと向かいました。

待合室では先ほどの駅員の方が一人で座ってらっしゃいました。
「特急が来るんですか?」とたずねると、「そろそろ来ますよ。ホームで見てみたらどうですか?」と、上の駅員さんと同じことを言われました(笑

というわけでホームにて通過を見学。
思ったほど音や衝撃は少なかったですが、何しろホーム幅も狭く、風もすごいので恐怖感を覚えます。

221.jpg
ホームの様子。
構造上の都合なのか、ホームは互い違いに配置されています。

224.jpg
ホームの幅は1メートル50くらいでしょうか?
ホーム上には何もありません。

その後、次の普通列車が来るまでの10分ほど、待合室で駅員さんと雑談。
地上の駅員さん同様とても気さくな方で、話が広がります。

ただ、この駅を取り巻く状況も厳しいものになりつつあるようです。
現在1日60人前後が利用する筒石駅ですが、その大半は学生。
「年々この駅を使う学生さんも減ってて、この先どうなるかわからないね・・」
そう話す駅員さんの寂しそうな姿を忘れることができません。

どんなに利用者が減っても、安全面の問題から決して無人化できない筒石駅。
訪れる観光客にとっては魅惑の場所ですが、現実問題としてはそうしたジレンマを抱える駅なのです。


色々な思いを抱かせてくれた筒石駅ともそろそろお別れ。
駅員さんにお礼を述べ、13:53発の直江津行きに乗り込みます。
列車内の乗客は私のことをどう思ったかは知りませんが、まさに「旅の恥は掻き捨て」。
乗るのも降りるのもちょっぴり勇気がいる「筒石駅」ですが、降りて後悔はしません。
駅構造そのものだけでなく、人情味溢れる駅員さんとの会話もまたこの駅の魅力に違いありません。



・筒石駅の詳細
能生~名立の両駅間にある頸城トンネル(全長11353m)の途中にある駅で、元々は作業用の斜坑だった。建設当時4本あった斜坑のうち、地元の要望で残され、駅として整備されたのが現在の筒石駅。旧北陸本線は国道8号沿いにあり、1969年に現在地へ移転。旧線からは800m離れた場所に位置する。ホームは海抜20m、駅舎は海抜60mで、両者の高低差は40m。そこを繋ぐ階段は上り280段、下り290段で、下りのほうが多い。(ちなみに日本一のモグラ駅・土合は高低差81m、階段の総数は500段近い)
2008年度の利用者数は59人(データはwikiより)。その多くが地元の学生で、その他は数人の通勤客、そして見学目当ての観光客が利用する程度である。通常の鉄道駅としては、唯一上下線のホーム共にトンネル内にある駅。また、安全確保のため24時間体制で委託会社の係員が管理しており、西日本の駅では最も東にある有人駅でもある。




(続く)
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2011/04/11 Mon. 18:20 | trackback: 0 | comment: 0edit

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