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The seaside of Shonan

変わりゆく風景の「今」を残したい

『ぐるっと九州一人旅』その5 

3日目(9/6 火) <中編>
人吉駅に戻り、肥薩線の旅を再開します。

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人吉のホームから見えるこの車庫は、石造り。
現在、国内唯一の現役石造り機関庫だそうです。
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発車までまだ20分ほどありますが、すでにホームには「いさぶろう」がスタンバイしていました。

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早速乗り込みます。

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車内はボックス席が並び、車内の中央にオープンスペースがあります。
自由席は車端部に申し訳程度にあるだけなので、乗車するなら指定席が無難かもしれません。

人吉10:08→吉松11:21 1253D
座席は半数が埋まる程度で人吉を発車。
要所要所で見所の解説もあり、観光列車の雰囲気を盛り立ててくれます。

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しばらくして最初の停車駅・大畑に到着。
ここでは2分の停車予定でしたが、ちょっとしたトラブルで5分ほど停まってました。

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列車は大畑駅を発車後、スイッチバックとループ線で一気に登り詰めていきます。

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右手には球磨盆地が見えて来ました。
随分登って来たことがわかります。

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やがてループ線から大畑駅が見下ろせるポイントに到着。
ここではアナウンスが入り、一時停車。観光列車ならではのはからいです。

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そして、肥薩線で最も標高が高い矢岳駅に到着。
ここも5分停車し、立派な木造の駅舎をじっくり見ることが出来ました。

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ちょっと絵画風に加工。
1909年に開業した当時の古い駅舎です。

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矢岳を発車すると長い矢岳第一トンネルに入り、そこを抜けると雄大な光景が広がります。
姨捨、狩勝峠と共に日本三大車窓と言われる眺めです。

この路線で最も楽しみにしていた場所ですが、この日は残念ながら霞んでしまっててちょっとイマイチ…。
隣にいたグループからも「今日は全然ダメだねー」という会話が聞こえて来ました。
それでも素晴らしい景色には違いありませんでしたが、ここは要リベンジです!

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やがて、真幸駅のホームが見えて来ました。
ご存知の通り、ここもスイッチバック駅。

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真の幸せ・・真幸駅。
ここでも5分の停車。乗客は競って「幸せの鐘」を鳴らしていました。

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今でこそ秘境駅として有名ですが、かつて周囲には集落があったそうです。
しかし、大規模な「山津波」によって人々は移住を余儀なくされ、周囲からは家が消えました。
皮肉にも、縁起のいい名前とは裏腹に、幾多の災難に見舞われてきた駅なのですね…。

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こちらも趣ある素晴らしい駅舎です。
やはり開業当時のものでしょうか。

真幸を出ると、10分弱で終点の吉松です。

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そして吉松に到着。普通列車が少ないので、ここからは少しだけ特急に乗ります。


吉松11:24→嘉例川11:57 はやとの風1号

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吉松では同じホームに「いさぶろう」と「はやとの風」が並んで停車。
「はやとの風」に乗り込むと、列車はすぐに動き始めました。

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座席はこんな感じ。
今や九州の定番、板+クッションという造りです。

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「いさぶろう」「はやとの風」いずれも記念乗車証がもらえます。
こういうちょっとしたサービスも旅の記念になりますね。

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「はやとの風」は栗野を経て、次の大隅横川駅で数分停車します。

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その大隅横川駅といえば、この立派な駅舎が有名です。
明治36年に使用が開始された駅舎は、今年で108歳!

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そして、目的地の嘉例川で下車します。

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大隅横川駅と同じく、開業は明治36年。
当駅より古い駅舎は他にいくつか存在しますが、この風格はこの駅ならでは。

駅前に停められたバイクが駅舎とミスマッチですが、逆に、まだまだこの駅が「生きてる」ことの証でもあります。

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タイムスリップしたかのような光景に、感動しきり…。

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明治36年生まれの証。
108年前といえば、日露戦争とかその辺りでしょうか?

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少し加工して雰囲気を出してみました。
もっとも、そのままでも十分雰囲気はあるのですが・・(笑

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風景に見事に調和してます。

写真を撮っている途中、駅舎内に一人中年の女性がいらっしゃったのでお話してみました。
何でも、この駅に来たくて鹿児島空港からわざわざタクシーで来られたとのこと!
そしてこの後肥薩線で熊本のほうに行かれるそうです。

もっといろいろお話したかったのですが、10分ほど話していると、彼女が乗る列車がやって来ました。

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手を振って女性を見送ります。
彼女を乗せた列車が去っていくと、駅舎は再び静寂に包まれました。

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その静寂の中ベンチに腰を下ろし、人吉で買った「鮎寿司」を開けることにしました。
丸々鮎一匹を押し寿司にした大胆な駅弁ですが、有名なだけあって美味しい!
趣ある駅舎で食べる美味しい駅弁…。ため息が出るほど幸せなひと時です。

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でもその幸せな時間も長くは続きません。

すぐに別の観光グループが車でやってきて、慌しく去っていきました。
列車本数が少ないだけに、車で訪れる観光客も多いようです。駅は列車で降りてこそ、と思うのですが…。

そうこうしてるうちに列車の時間になってしまいました。

嘉例川12:34→隼人12:52 4231D

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この素晴らしい駅を前にして、40分という滞在時間はあまりに短くて…。
後ろ髪を引かれる思いでしたが、やってきた列車に乗り込みました。
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2011/09/16 Fri. 16:26 | trackback: 0 | comment: 0edit

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