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The seaside of Shonan

変わりゆく風景の「今」を残したい

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『古きを偲ぶ、中国地方一人旅』 その6 

5/3(木) 3日目<前編>

東萩で迎えた3日の朝。
この日は6時前に起床し、6時半にホテルを出て駅へ向かいました。

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昨日は一旦晴れ間も出ましたが、今日はまた朝から雨で風もやや強め。
見事に予報通りです(-_-;
東萩7:08→長門市7:46
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7時過ぎになって改札が始まり、ようやくホームに入ることができました。
ほどなく長門市行きの列車が入線。車両はキハ120×2のロングシート車。

座席は東萩発車時で半分、最終的にほぼすべてが埋まるほど。祝日にもかかわらず、学生の姿が目立ちました。
やはり車窓には大海原が広がる区間があり、海が見える度に向かい座席の子供たちが「うーみーはーひろいーなー♪」と口ずさんでいたのが微笑ましかった…(笑

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列車の終点・長門市に到着。美祢線、山陰本線の仙崎支線が接続しています。
仙崎支線はわずか1駅のみの路線ですが、美祢線に直通する列車もあります。
山陰本線の支線にもかかわらず、なぜか山陰本線との相互直通は設定されていません。

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こちらは向かいに停まっていたキハ40ですが、いくらなんでも色褪せしすぎじゃ…?

長門市7:56→仙崎8:00
491.jpg
ここからは支線に乗って隣の仙崎駅へ。
車内は私以外全て高校生で、まぁ賑やかでした…。

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僅か一駅、4分の旅。
詩人・金子みすゞの故郷として有名な仙崎に到着です。

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仙崎駅の駅舎内にはモザイクアートがありました。

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そのモザイクアートをよく見てみると、一枚一枚にコメントやイラストが描かれています。
コメントの内容などから察するに、地元の中高生が書いたもののようでした。

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線路の終端部分から駅を望みます。

496_20120507205814.jpg
駅舎はレトロに飾られていますが、実は鉄筋コンクリート製。
でも十分それらしい雰囲気は出ていて、一見すれば木造駅舎かと見紛う造りです。

一応駅構内にロッカーはあったのですが、荷物は入らず…。観光案内所もまだ開いてなかったので、やむなくでかいリュックを背負ったまま散策に出かけました。

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駅から海の方に向け「みすゞ通り」なる通りが伸びています。
一見すると単なる住宅街なのですが…

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こんなモザイクアートがあったり…

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民家の軒先にみすゞの詩が掲げられていたり…と、随所に「みすゞ」に対する思い入れが見られます。

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また通り沿いにはみすゞゆかりの場所が残っており、この遍照寺には金子みすゞの墓所があります。
金子みすゞの命日は3月10日。その日には多くの人がここに集まるそうです。

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みすゞ通りを歩くこと15分ちょっと、海に出ました。

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正面に見えるのは青海島。
右に写ってる橋を渡り、青海島の方へ行ってみます。

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橋からの眺め。
天気は良くありませんでしたが、釣りをしている人の姿が見受けられました。

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青海島に渡るとすぐに「王子山」があり、そこの展望台からは仙崎の街を見下ろすことができます。
金子みすゞもこの景色を眺め、『木の間に光る銀の海』の中に『竜宮みたいに浮かんでいる』と詠んでいます。本当に表現の仕方が見事だな、と思います。

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9時になったのを見計らって、みすゞ通りを駅に向かって引き返し、その途中にある「金子みすゞ記念館」を見学します。
右は、本屋を営んでいた金子みすゞの実家を再現した「金子文英堂」。
その「金子文英堂」が記念館の入り口になっており、入場券350円を買い求めて入館します。

519_20120507230945.jpg
こちらがみすゞの部屋を再現したもの。
この他記念館にはみすゞに関するあらゆる品々が展示されており、彼女の短い一生を詳しく知ることができます。
彼女が晩年に様々な苦悩を抱き、その末に自殺を選んだということはこの時初めて知りました…。
(てっきり病気で亡くなったものとばかり思っていたので…)


正直、私は金子みすゞについて特段関心があったわけでもなく、むしろ仙崎という街そのものに興味があって今回街を歩くことにしました。
しかし実際にみすゞゆかりの地や記念館を見ることで、彼女の想像力や観察力に驚かされるとともに、彼女が仙崎をいかに愛し、逆に仙崎も彼女を大切にしているということを感じました。
同時に、自分にも金子みすゞのような「純粋で素朴で、それでいて本質的な鋭い視点」があれば…と思わずにはいられませんでした。
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2012/05/11 Fri. 20:29 | trackback: 0 | comment: 0edit

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