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The seaside of Shonan

変わりゆく風景の「今」を残したい

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北海道周遊鉄道旅 その5 

7/3(火) 3日目<前編>
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旭川からスタートの3日目。この日は青空ものぞいていて、清々しい朝でした。
高架化された駅舎はまるで新幹線駅のようで、北海道第二の都市にふさわしい佇まいです。
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こちらは2年前の旭川駅ですが、この当時の面影は全く残っていません。
点字ブロックの位置だけは変わっていないようですが…

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6時10分前にホームへ上がると既に稚内行の列車がスタンバイしていました。
この旭川6:05発稚内行きは、旭川から稚内に直通する唯一の普通列車。

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ホームの向かい側には国鉄色の711系が停まっていました。
このS114編成は北海道DCキャンペーンに際して塗り直されたもので、S110編成に続いて2本目のリバイバルになっています。

さて、キハ54に乗り込みます。
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鉄道ファンの間では有名ですが、座席と窓の位置が一致していないのがこのキハ54の特徴。
旭川~稚内は6時間ほどかかりますが、窓のない席に座ってしまった日には目も当てられません…。

旭川6:05→北剣淵7:12
列車は旭川駅を後にし、稚内を目指して長旅に出ます。
この時乗客は10人強。しかし北上するにつれ徐々に乗客は増えていきました。

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旭川を出ると旭川四条、新旭川、と旭川の市街地が続き、永山辺りまでは住宅が多い車窓。
しかしその先は田園が広がるようになり、広々とした景色に移り変わります。

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北永山~南比布で石狩川を渡河。川岸には駅名標ならぬ「河名標」(?)が立っていました。
こうした「河名標」はここ以外にも何箇所かで見かけました。

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北永山、南比布を通過し、「ピップエレキバン」で有名な比布に停車。
語源は「沼の多いところ」「石の多いところ」を表すピプまたはピピとのこと。可愛らしい響きですね^^

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北比布の次は蘭留。
「ラン・ル」はアイヌ語で「下る坂」。その名が示す通り、この先には塩狩峠が待ち構えています。

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蘭留を出るとそれまでの開けた風景から一転、車窓はすっかり山の景色となり、エンジンの唸りも高くなります。
この塩狩峠はかつてから鉄道の難所であり、1909年には峠を走る列車が暴走し、鉄道職員が身を呈してその列車を停めたという事故があったといいます。この史実は三浦綾子の「塩狩峠」に詳しく、映画化もされています。

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蘭留から10分ほどでサミットの塩狩駅に到着。
標高は250mほどとそれほど高くないのですが、山林に囲まれた静かな雰囲気の駅です。

塩狩を出ると、列車はブレーキの壊れた自転車のように(?)凄いスピードで峠を下っていきます。
北比布~塩狩ではカーブが多くていかにも「峠」という感じでしたが、この塩狩~和寒は直線区間が多いため、ここを下る列車はかなりの速度を出します。

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峠の北の麓、和寒に到着。
ここで大量の学生が乗車してきて、車内は一気に大混雑となりました。
私が下車するのはこの二つ先。下りれないと困るので、次の剣淵駅で降りる人のあとにくっついて運転席の後ろに移動。無事に目的の駅で下車することができました。

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下りたのは北剣淵駅。昨日の豊ヶ岡に続く秘境駅訪問です。

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まっすぐに続く線路、両側に整然と並んだ防風林、そして板切れのホーム。
いかにも北海道、という雰囲気がたまりません。

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駅の名寄方には簡素な待合室があります。

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今にも崩れてしまいそうな木造の待合室。駅の名を示す看板もなにも付いていません。
しかし厳しい北海道の冬を何十回も越してきた貫禄のようなものを感じます。

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その内部。
屋根の板は一部はがれ、床は歩くたびに軋み、居住性はお世辞にも「良い」とはいえません。。
扉の建て付けもかなり悪くなっていました。

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快速はもちろん、一部普通列車も通過するため、一日7本のみの停車。
最終列車は上下とも17時台です…。

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待合室とホーム。

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駅ノートは見当たらず、代わりにノートの切れ端が壁に数枚貼り付けてありました。

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待合室に荷物を置いて周囲の散策に出かけます。
まずは駅の西側。広々とした農地と、数軒の農家が見えます。

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今度は東側。こちらも広い農地と数軒の家のみ。牧歌的な風景が広がっています。

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右側に写っている防風林の奥が線路になります。
北海道に来た!ということを実感できる景色です。

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こちらは麦でしょうか。本当に綺麗に植えられていますね。

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しばらくこんな景色の中を歩き、30分ほどで駅に戻りました。


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駅に戻る途中に踏切が鳴り始め、慌ててホームに上がるとキハ40が猛スピードで通過して行きました。
「快速なよろ」だったようです。

その後はしばらく、ホームに座ったり写真を撮ったりしてのんびり過ごしました。
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********************

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やがて遠くから名寄行きの列車がやってきて、2時間の北剣淵滞在も間もなく終わり。
確かに何もない駅ではありますが、何もないからこそ、線路脇の小さな花に目を向けてみたり、鳥の声に耳をそばだててみたり、といった普段気にしないようなことにも関心を持つことができ、そこに新たな発見があったりします。秘境駅の楽しみ方は人それぞれだと思いますが、自分の場合、「何もない駅」で降りる目的はそこにあるのかな、と思います。

北剣淵9:14→名寄9;50
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さて、北剣淵を後にして列車の終点・名寄を目指します。
相変わらず車窓には広々とした景色が展開されていました。

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非冷房なので窓を開け、心地よい風を浴びながら景色を楽しみます。
首都圏では「窓を開けて旅をする」といったことがほぼ出来ないので、こういうのもローカル線の楽しみの一つです。

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列車は終点の名寄に到着。ここではまた長~い待ち時間があるので、じっくりと街を散策します。
~続く
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2012/07/12 Thu. 21:58 | trackback: 0 | comment: 0edit

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