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The seaside of Shonan

変わりゆく風景の「今」を残したい

北海道周遊鉄道旅 その9 

7/4(水) 4日目<後編>
早朝に稚内を出て、昼過ぎに旭川に戻ってきました。
次の列車まで時間があるため、街で時間を潰します。

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昼は旭川ラーメン!「山頭火」というお店に入って塩ラーメンを注文しました。
スープ自体はあっさりですが、その中に豚骨のパンチが効いてて美味しかったです。
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首都圏や海外などにも支店を持つこちらのお店。
wikipediaにもページがあるくらいなので、それなりに有名のようです。

食べ終わったら街を歩きます。
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駅前から1kmにわたって続く歩行者天国「平和通買物公園」。
日本初の恒久歩行者天国で、道の両側には様々なお店が軒を連ねています。
車を気にせずに買い物できるのは良いですね。

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その通りを抜けると旭川市民の憩いの場、「常盤公園」に着きました。駅から徒歩20分弱。

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中央にはボートが漕げる池があり、色とりどりの花が植えられたガーデンがあり、十分な広さもあり、なかなかどうして居心地のいい公園でした。

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公園のすぐ脇には石狩川が流れており、そこには「旭橋」がかかっています。
この旭橋は釧路の幣舞橋、札幌の豊平橋に並び「北海道三名橋」に数えられており、旭川を代表する建造物の一つとなっています。鉄骨の武骨さの中にアーチの優美さを併せ持った独特な造形です。

この後のんびり歩いて駅へと戻り、ロッカーから荷物を引っ張り出してホームに上がりました。

旭川15:05→北見18:24
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ここから乗るのは「特快きたみ」。北海道で唯一”特別快速”を名乗る列車です。
旭川から北見に抜ける場合、特急以外ではこの「特快きたみ」を使う以外に方法がありません。
旭川周辺、あるいは北見周辺では区間列車があるのですが…。

そういった本数の少なさもあり、車内は7~8割の座席が埋まっていました。夏休みなどの繁忙期は当たり前のように立ち客も出るようです。
ただこの日隣の席は空いたままで、それは終点まで変わりませんでした。

列車は旭川を出ると、しばらく旭川の住宅街を走っていきます。
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こちらは宇朱別川にあった看板。次の停車駅は日本海?(笑

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やがて家が少なくなり、広々とした田園風景が目立つようになりました。
特別快速と言うことで途中駅は殆ど通過し、旭川から7駅目の当麻で初めて停車します。

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愛別も通過。
この辺りから車窓に山が迫り、先ほどまでとは趣を異にします。

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こちらも通過駅。
安足間と書いて「あんたろま」。「アンタル・オマ・プ」(淵のある場所)からきているようですが、凄い駅名です…。

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旭川から45分ほどで上川に到着。普通列車だと1時間15分程度かかるので、いかにこの列車が速いかわかります。
この上川から白滝までは超閑散区間で、特急と特快以外の普通列車はなーんと一往復!
しかも下りが上川6:16発、上りは上川18:16着、という時間設定のため、この区間を抜けるためには前述の通り特急か特快を使うしかないのです…。

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もうひとつ驚くことに、この上川~白滝は37.3km離れているにもかかわらず、間の駅は一つだけしかありません。
かつてはこの区間には全部で5つの駅があったそうですが、利用者僅少のため4つが廃止(or信号場に格下げ)になってしまっています。それくらい人の少ない区間ということです。。

こちらの画像は旧天幕駅の跡地付近。
画像右側の小屋が信号関係の建物で、線路の曲がり方からも辛うじて駅があったことがうかがえます。

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次は旧中越駅。今は信号場になっていますが、駅舎が残っています。

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この区間は険しい山間部。北見峠を越えるため、並走する国道333号線は難所としても有名だそうです。
鉄道はトンネルで一気に北見峠を貫きますが、険しい場所を走ることには変わりありません。

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こちらは旧上越駅。中越と同じく現在信号所になっており、この列車もここで交換待ちのため停車。
駅舎(だった建物)には今も「国境標高六三四米 上越”駅”」の看板が付いていました。

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オホーツクと交換。

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その後旧奥白滝駅を通過。ここにも駅舎が残っていました。

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最後に上白滝駅。ここは現役の駅ですが、1日に1往復しか停車しない超秘境駅。
下りは7:04発、上りは17:08発ですが、間は10時間以上空くので、鉄道で訪れるのはほぼ無理と言えます。
もちろんこの列車は通過します。

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上川から40分ノンストップで走り続け、特急停車駅でもある白滝に到着。
この先は若干列車本数も増え、遠軽までは普通列車が4往復になります。(それでも少ないですが…)

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白滝を出ると旧白滝駅を経て下白滝駅に停車。ドアは開きませんが、交換待ちのため数分停車しました。
列車本数こそ4往復ありますが、ここも上白滝に劣らぬ無人地帯にあります。

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対向列車は3両編成の豪華版。そんなに需要があるのでしょうか…。

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上川~白滝はひたすら山でしたが、白滝を出るとまた長閑な農地が広がります。

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途中丸瀬布に停まり、スイッチバック駅の遠軽に到着。
この先はもう少し列車本数も増えます。

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車窓には相変わらず北海道らしい景色。

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しかし生田原を出ると常紋峠を越えるため、また険しい山中に分け入っていきます。

常紋峠というとDD51のプッシュプルで有名ですが、その途中にある「常紋トンネル」は鉄道の負の遺産として知られています。調べてみると、いわゆる「タコ部屋労働」の人々によって過酷な環境下で造られたトンネルで、その難工事ゆえ多くの労働者が犠牲になったという場所だったそうです。ググっていただければわかりますが、色々といわくつきのトンネルなのです。
実際くぐってみれば何の変哲もないトンネルでしたが、上空にはまっ黒な雲が立ち込め、沿線には地蔵が立っているなど、どことなく不気味な感じはありました。(自分で書いてても怖い…)

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無事峠を越え、麓の金華駅に停車し、次に停まるのは留辺蘂(るべしべ)。全国でも屈指の「漢字が難しい駅」かもしれません(笑
現在は北見市の一部となっており、ここから大量の高校生が乗ってきました。

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留辺蘂から30分弱、ようやく終点の北見に到着です。
人口12万人を超す北見市の中心駅でもあり、駅周辺はかなり栄えているようでした。

北見18:30→網走19:33
ここからは1時間かけて網走を目指します。車内は学生でいっぱいだったため、端っこのロングシートに控えめに座っていました。
殆ど寝てたため車窓もあまり見ていません…。

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美幌駅でボックスに移動。この西女満別駅は女満別空港の最寄り駅ながら、木々に囲まれた静かな駅です。

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やがて網走湖が車窓に見え始め、終点の網走に到着。今日の宿泊地です。
思えば朝は稚内にいたわけで、ずいぶんな長旅でした。。

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監獄の街らしく、駅正面には「網走駅」と縦書きの看板が掲げられています。
駅が街の中心から離れているため、駅周辺は思った以上に静かな印象。駅の裏手には山も迫っており、雰囲気は山口駅に近いものを感じました。

このあと近くの「すき屋」で夕飯を食べ、ホテルに向かいました。
翌日は日本最東端を目指します。

~続く
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2012/07/16 Mon. 23:11 | trackback: 0 | comment: 0edit

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