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The seaside of Shonan

変わりゆく風景の「今」を残したい

北海道周遊鉄道旅 その10 

7/5(木) 5日目<前編>
旅行5日目。今日は網走から根室に向かいます。
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この日は朝からいい天気。
予報では午後天気が崩れるとのことでしたが、この時点では全く雨の気配はありませんでした。
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網走の駅前は、前回も書いたとおり非常に静か。
周辺にはホテルやレンタカー店が多く、観光拠点としての性格が強いように思えます。

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駅にはこんなものも。檻の中にキハ183が…(笑

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駅内部。どうやら今年で開駅100年を迎えたようです。
駅の待合室は学生や観光客などで賑わっていましたが、その殆どが北見方面の列車に乗車する人々。釧路方面の乗客はごく僅かでした。

網走6:41→原生花園7:01
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やがて、ピンク帯をまとったキハ54の釧路行きが入線。改札を抜けて列車に乗り込みます。

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座席配置や座席の色にバリエーションが多いキハ54ですが、この車両は随分派手な座席でした。

列車は5,6人の乗客を乗せた状態で網走を発車。
最初は静かだった車内ですが、桂台や鱒浦で高校生を拾うなど、進むにつれ次第に賑やかになっていきました。

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鱒浦の辺りから車窓には海が見えるようになり、有名な北浜駅などに停車。
冬になればこの海は流氷で埋め尽くされます。

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まずは原生花園駅で途中下車。
天然の花畑・小清水原生花園の最寄り駅で、冬季は閉鎖される臨時駅です。

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駅の周りには原生花園が広がっていて、その中に遊歩道が整備されています。
早速歩いてみましょう。

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駅から5分ほどで小高い展望台に到着。

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広々とした草原、その中に咲き誇る花々、そして奥は海。
絶景です!

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ほどなく網走方面の列車がやってきました。
この辺りは原生花園の中を線路が貫いており、車内からもその景色が楽しめます。

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オレンジの花は小清水町の町花「エゾスカシユリ」。原生花園を代表する花で、今がまさに見ごろです。
近くに居たおじさんにも「一番いい時期に来たな!」と言われました(笑

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そのオレンジに負けじと存在感を放つのが黄色の「エゾキスゲ」。
まだまだ蕾は多かったのですが、オレンジと黄色、互いが互いを引き立たせています。

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もうひとつの見頃が「ハマナス」。海岸などの砂地に生息するバラ科の植物で、枝には棘があります。
列車名にもなっているくらいなので、北海道を代表する花と言っても過言ではないかもしれません。

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道路を挟んで反対側には涛沸湖があり、周囲には広々とした草原が広がっています。
ただこちら側にはオレンジや黄色の花は全く咲いておらず、道路の東側と西側で景色が全く異なるのが面白いところです。

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先程の列車から40分後、また網走方面の列車がやってきました。
今度は沿線の花々と共に。

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原生花園のすぐ脇は海になっていますが、ここは日本最北の「鳴り砂浜」。
というわけで砂浜を歩いてみたのですが、鳴る気配はありませんでした…。場所に寄るのか、靴や歩き方の問題なのか…。

この後小一時間、原生花園の中を歩いたり、ベンチに座ってまったりしたり、写真を撮ったりして過ごしました。
ぐるっと一周するだけなら30分もかかりませんが、居ようと思えば何時間でも居られる…そんな場所です。
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原生花園8:56→北浜9:01
原生花園でたっぷり2時間過ごしたのち、やって来た網走行きに乗って一駅だけ戻ります。

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降りたのは北浜駅。ここで撮られた写真は色々なところで使われているので、目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

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ナンバリングの「B」はa”b”ashiriのB。
Aは別の区間で使われているため、2文字目のBが採用されたようです。

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駅舎も渋い木造のものが残っており、海沿いの立地と相まってこの駅の人気の要因の一つになっています。
また画像の左にチラッと写っているのが展望台で、ここから先程の画像を撮ることができます。

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もうひとつ北浜駅を特徴づけるのが、この駅舎内に貼られた夥しい数の名刺や切符の数々。
一体誰がやり始めたのか分かりませんが、至る所に所狭しと様々なものが貼られており、実際に目にしてみるとその数に圧倒されます。
一枚一枚見てみるとなかなか面白く、錚々たる企業の名刺や航空券の切れ端、中国や韓国語で書かれたメモ、そしてどさくさにまぎれてカップルの写真が貼ってあったり…と、各人の足跡が思い思いの形で残されています。

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今ではここもすっかり観光地化し、こうして私が駅に居る間にも4組ほどが車でこの駅にやってきました。観光バスもこの駅の前に停まり、乗客が中から激写していました。どうやら海外(特に中国)からもわざわざこの駅を訪れる人がいるようで、今やこの駅の知名度は国内にとどまらないようです。

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それを裏付けるのがこちらの貼り紙。
一日10往復に満たない列車が行き買うローカル駅にもかかわらず、何と4ヶ国語表記!
外国人への配慮は東京駅並みです…(笑

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また、駅舎内には「停車場」という喫茶店も入居しています。
今回は開店時間前だったために入れませんでしたが、ディナータイムにはフランス料理のコースを楽しむことができる、なかなか本格的なお店のようです。

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やがて、頼りない線路の向こうから1両編成の列車がやってきました。
この列車に乗り込み、次の目的地を目指します。
~続く
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2012/07/17 Tue. 23:59 | trackback: 0 | comment: 0edit

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