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The seaside of Shonan

変わりゆく風景の「今」を残したい

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最後の「夏休み」―東奔西走漫遊記 Vol.2 

8/29(水) 2日目<前編>

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三次で迎えた旅の二日目。この日は朝からひどく蒸し暑く、空には雲が広がっていました。
この後ホームへと向かったのですが、まだ早朝ということで駅員さんはおらず、ホームにいた運転士さんに18切符のスタンプを押してもらいました。
いくら人件費の節約といっても、列車の運行がある時間帯には駅員さんにいてもらいたいものです…。

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さて。ここからは、昨年12月以来の三江線に乗車。
前回の乗車ですっかり三江線の車窓の虜となり、「是非もう一度乗りたい!」と、今回も工程に組み入れたのでした。
電光掲示板は「江津行き」になっていますが、この422Dは浜田行き。三江線全線を通して走る唯一の上り列車(江津方面)です。

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こちらは向かい側のホームにいた芸備線のキハ47。
この色もこの先貴重になってくんだよなぁ…と思って撮った一枚。

三次5:46→潮7:34
乗客は私を含めて4人。お孫さん連れのおばあさんと、旅行者風の男性、そして私。
日ごろの喧騒を忘れ、静かな朝のローカル線旅を満喫します。

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一度見た景色ではありますが、のんびりとした三江線の車窓にはやはり癒されます。
しかし前回と同じく、どんよりとした空模様なのが残念なところ。雨が降らなければいいのですが…。

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なーんて思っていると、信木を過ぎたあたりで案の定雨が降り出してきてしまいました。しかもなかなかの雨脚!
この後雨はさらに強まり、香淀~作木口では列車が停まってしまわないか心配になるほどの降り方でした。

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口羽駅では列車交換のため30分近く停車。まだ雨は降り続いていたものの、車内にいてもヒマなので少し外に出てみました。

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口羽を出ると雨は次第に弱まり、わずかに青空ものぞき始めました。
というわけで、当初の計画通り潮駅で途中下車。

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「しお」ではなく「うしお」。1975年の三江線延伸に伴って開業した駅です。

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駅の入り口付近。特に駅舎はなく、ホームにコンクリート積みの待合室があるのみ。
またこの辺りは線路に沿って桜が植えられており、春には江の川と桜並木の競演が見られます。

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列車は4往復。ダイヤがかなり偏っていて、10時間ほど間が空く時間も。

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駅周辺に民家らしきものは何軒か。
それよりも駅前の車の交通量がかなり多いのが気になりました。静けさは全くと言っていいほどありません。

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ホームから江津側を望んだ景色。

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反対側。日が差してきました。

こうして一通り写真を撮り終え、「後は景色を見ながらのんびり列車を待とう」と思ってホームに座っていたのですが、辺りから「ブーン」と嫌な羽音が聞こえてくることに気づきました。
これはもしかして…。

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と思って辺りを見渡すと、やはりいました!しかも1匹ではなく4,5匹も。

さすがにこんなところでハチに刺されるのは嫌なので、すかさずホームの端っこに退避。幸いにもハチはずっと同じ場所を飛び続けていたため襲われることはありませんでしたが、列車を待つ時間がとてつもなく長く感じられました。

潮7:58→長谷9:05
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何とか無事に潮駅を脱出し、三次行きに乗って来た道を戻ります。

案外この三次行きに乗ってくる人は多く、当初は5人ほどだった乗客も、口羽を過ぎるころには15人ほどになっていました。でも、学生の姿はただの一人もなく、殆どがお年寄り。
私の前に座ってたおばあさん二人組は、サトイモの調理法について長いこと互いの考察を述べあっていました。
平和です(笑

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そして降り立ったのは長谷駅。今となってはかなり有名な駅なのではないでしょうか。

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ただでさえ本数の少ない三江線。その普通列車までもが通過してしまう、見捨てられた駅。

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ホームは異様に長いのですが、その半分以上は立ち入り禁止で入ることができません。
かつてはこの長いホーム目いっぱいに列車が止まったりしていたのでしょうか…。

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ホームの後ろには豊かな水をたたえる江の川。
奥には数軒の民家が見えますが、非常に静かな場所です。

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ホームから階段を下りると待合室があります。
これもまた年季が入っていて良い感じ。

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中は古民家特有のカビた臭いがしますが、見た限りずいぶん手入れが行き届いているようでした。僅かな利用者のために、陰で駅を守っている人がいるのでしょう。
ホーム上は廃駅の雰囲気すら漂っていましたが、ここは紛れもなく「使われている」感じがしました。

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時刻表。停車列車は一日5本。しかも三次方面は朝だけ、江津方面は午後だけ、というかなり挑戦的なダイヤです。つまり今日これから三次に行こうと思っても、列車を使っては到達することができません。
元々は三次への通学に対応したものだったため、こうした変則的なダイヤになったのだとか。。

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ここにも旅人の思いが詰まった駅ノートがあります。私も一筆したためました。

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このノートの設置者は「秘境駅」の第一人者、牛山さん。
最初のページには牛山さんのメッセージがあり、「初代のノートが行方不明になってしまい大変残念」という旨が書かれていました。駅ノートを持ち去る人なんかがいるんですね…。

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最後に駅全体。


こうして長谷駅に降り立った「達成感」を心行くまで味わった後、徒歩で隣の船佐駅に向かったのでした。

(続く)


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2012/09/08 Sat. 18:31 | trackback: 0 | comment: 0edit

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