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The seaside of Shonan

変わりゆく風景の「今」を残したい

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最後の「夏休み」―東奔西走漫遊記 Vol.10 

9/2(日) 6日目
今回の旅もちょうど半分が終わり、今日が6日目。後半に突入です。
朝はのんびり7時過ぎに起床。珍しくホテルで朝食を摂り、8時過ぎに福井の街へ繰り出しました。
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駅へ向かう前に、少し福井市街を散策。
こちらの「佐佳枝廼社(さかえのやしろ)」は平成元年からの地域開発によって造り直され、境内の下に駐車場があるという不思議な構造になっています。背景に「ホテルフジタ」が聳えているのもなかなかのインパクト。
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その近くには公園があり、越前出身の政治家(武士)、由利公正の像が立っていました。
由利公正…どこかで聞いたことがあると思ったら、「五カ条の御誓文」を起草した人物として日本史で習ったことを思い出しました。また、明治期の太政官札の発行にも携わった人物としても知られています。
この他付近には日本美術の発展に寄与した岡倉天心、さらに2・26事件時の総理大臣・岡田啓介の像などもありました。

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公園の隣には福井城址。

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現在城址内には福井県庁と福井県警察本部があり、現存する石垣や内堀と相まって、独特な景観を成しています。
城内には福井の名の由来となったという「福の井」という井戸などがありました。

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城址内をぐるっと一周し、駅へと向かいます。

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城址からわずか数分で駅に到着。
こちらは福井市街のメインとなる西口ですが、東口側には新幹線ホームの建設が進んでおり、今後は東口の開発が勢いを増していくことになりそうです。次ここに来る時には新幹線が開業し、駅も大きく様相を変えていることでしょう。

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さて、ここからは今日のメインとなる越美北線に乗車します。

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2両編成で、前側はラッピング車でした。
越美北線用の車両は全部で5両ありますが、現在はそのうち3両がラッピング車、2両が首都圏色になっています。あの爽やかな越美北線色は、いつの間にか姿を消してしまったようです…。

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電光掲示板はとんでもない誤表示を掲げていました。
一体何をどう間違ったのでしょうか…。これには車掌さんも「え?なんで?」と目を丸くしていました。

福井9:08→九頭竜湖10:46
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列車は2両編成で、前が九頭竜湖行き、後ろは途中の越前大野止まりでした。
私は九頭竜湖まで行くので、前の車両に乗りたかったのですが、既に座席は一杯。
仕方なく後部車両の座席に腰をおろし、越前大野で前の車両に移ることにしました。

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途中の一乗谷までは一面の田園風景の中を走っていましたが、一乗谷を過ぎるとにわかに山が迫ってきました。この辺りは足羽川を何度も渡ります。
2004年の集中豪雨ではこの足羽川にかかる橋梁を5本も流され、一時は路線存続も危ぶまれたという越美北線。結局3年後に全線が復旧し、現在では以前と変わらぬ姿で地域と観光の足としての責務を担っています。

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やがて車窓が再び開け、越前大野が近づいてきました。

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越前大野で後部車両を切り離し。
ここで前の車両に移動しましたが、車内はやはり観光客で一杯。
座席には立錐の余地もなかったため、最後部に立つことにしました。

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越前大野を出ると、車窓には農地が広がります。
いつの間にか日が差してきて、長閑な景色が目を楽しませてくれました。

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この辺りは駅もいい雰囲気。柿ケ島駅は九頭竜川の間近に位置し、周辺には農地が広がっています。

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勝原を経て、長い長い「荒島トンネル」で山を一直線に貫き、越前下山に到着。
前後をトンネルに挟まれ、周囲に目立った建物も少ない秘境感漂う駅です。
この先またすぐに「下山トンネル」に入り、それを抜けると間もなく終点の九頭竜湖に至ります。

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終点・九頭竜湖駅。
いつの間にか「夏」らしい青空が広がっており、地表にはじりじりと暑い日差しが降り注いでいました。

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駅そのものはこじんまりとしたものですが、隣には「道の駅」や観光案内所が併設されているため、それなりに賑わっていました。車やバイクでここを訪れる人も多いようです。

本当はこの後折り返しの10:58発で福井に戻る予定だったのですが、折角天気が良くなってきたので、列車を一本見送って周辺散策に出かけることにしました。
観光案内所で聞いたところ、駅名となっている九頭竜湖までは徒歩でも行けるとのこと。レンタサイクルもありましたが、坂道が多いということから自転車は却下。歩くことにします。
とにかく暑いので水分を多めに持ち、早速ダムを目指して出発!

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山に囲まれた景色を楽しみながら、順調に歩いていきます。

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10分ほど歩くと道は上りになり、急カーブも増えてきました。
車に注意を払いながら、一歩一歩。

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坂の途中から駅方面を望みます。

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相変わらず強い日差しが照りつけていましたが、山の向こうからはだんだん「暗雲」が…。

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所々こうしたシェルターがあり、見通しが悪いので車が来ないかと冷や冷やしました。。
ここを自転車で走るのは中々怖い気がします…。

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道の脇には美しい九頭竜川。

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やがて目的地の九頭竜ダムが見えてきました。
この頃になると先程の雲がすっかり太陽を飲み込み、今にも泣き出しそうな空模様に…。

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駅から歩くこと1時間と10分、ようやく九頭竜ダムに到着。

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ダム頂上から下を見下ろすと…。
足がすくみますね…。

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日本有数の面積を持つ九頭竜湖。
このさらに奥には瀬戸大橋の試作として架けられた「箱ヶ瀬橋(夢の架け橋)」があるそうです。

ここには15分ほど滞在。
また歩いて帰ろうと思っていたのですが、「さあ、駅に戻るか」というところで、ついに雨が落ちてきました。
一応折り畳み傘は持っていたものの、傘をさして歩くには道幅が狭くて怖い…。それに雨の中また1時間以上歩くのもなぁ…。ということで結局、タクシーを呼ぶことに…。
本当に金遣いの荒い旅です。

Iphoneはまさかの圏外だったので(孫さん、頼みますよー)、仕方なく管理事務所の人に頼んでタクシーを呼んでもらい、それで駅へ。
結局、雨はさほど強まることはなく、駅に戻ってくる頃には殆ど止んでいました。
何とも間の悪いこと!

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駅に戻った時点で12時半過ぎ。次の列車は14:33なので、まだ2時間もあります。
何をするかは後で考えるとして、とりあえず昼食。「道の駅」で地元食材を使った総菜が売られていたので、「まいたけ弁当」と「なす田楽」を購入しました。おいしかった!

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食後。
そういえば九頭竜湖駅では乗車証明書がもらえるということを思い出し、駅員さんに尋ねてこちらを頂きました。日付入りで、いい記念になりますね。

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観光案内所で涼んだり、道の駅の野菜直売所を覗いたり、と何とか時間を潰そうと色々試みたものの、まだ13時30分。やることが無くなってしまい、ログハウス調の駅舎内でぼんやり…。

しばらくそんなことをした後、風を浴びにホームのベンチへ移動。
そこには私と同じくらいの年齢の男性が座っていたので、私の方から声を掛けさせていただきました。
聞けば年齢は私の一つ下。やはり大学生で18切符の旅の最中とのことで、列車が来るまで話が盛り上がりました。

九頭竜湖14:33→福井15:58
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ようやく列車が入線してきて、図々しくも彼と同じボックス席に着席。
帰りの列車内でも終始話をしていたので、福井までの1時間半も退屈になりませんでした。
越前大野から隣に巨漢の鉄ちゃんが座って来て、汗臭いわ場所とるわで大変でしたが…(^^;

福井16:17→金沢17:45
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福井から金沢も彼と一緒。
やはり「旅は道連れ世は情け」。こういう時の道連れはとても心強く、一人旅の寂しさを埋めてくれます。
一人旅の途中で初対面の人と話すこと…何気ない会話の端々に色々と学ぶことや自分の知らないことがあり、いつもいつも大切にしています。

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終点の金沢では国鉄色が出迎えてくれました。後輩の521系と共に。

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その金沢駅の象徴といえば、この立派な駅舎。アメリカの雑誌における「世界で最も美しい駅」に日本で唯一選ばれたこともあり、「もてなしドーム」と命名されたガラス張りのドームは壮観です。以前一度金沢では降りているのですが、そのときは西口側しか見ていなかったため、このドームを見るのは今回が初めてでした。

九頭竜湖からご一緒した彼とはここでお別れ。別れ際にアドレスを渡し、人混みの中に消えていく彼を見送ってから私もホームに戻りました。
短い時間でしたが、お陰様で楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

金沢18:12→七尾19:33(+遅れ15分)
金沢からは初乗車の七尾線で能登半島を北上します。
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デッドセクションで室内灯消灯。
空は夕焼けで真っ赤になっていましたが、写真ではイマイチ色が出ていません…。

列車は「先程大雨が降ったため、安全確認のため徐行します」ということで宇野気~敷波で徐行運転。結局、七尾に到着したのは定刻より15分ほど遅れてのことでした。

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ここまで乗ってきたのはこんなラッピング車。可愛らしいですね。

七尾19:43(+遅れ8分)→和倉温泉19:48(+遅れ8分)
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ここからは1駅だけ「のと鉄道」に乗車します。和倉温泉はJR西日本の駅ですが、七尾から先、普通列車は全て「のと鉄道」によって運転されているのです。
列車は七尾線の接続を待ち、すぐに発車。

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和倉温泉、ここが今晩の宿泊地です。

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駅名の通り和倉温泉の玄関口ですが、温泉街は駅から車で5分ほどの場所にあるため、駅前は至って静か。温泉街の雰囲気は感じられません。

駅到着後、夕食がまだだったので駅前の寿司屋に入り、焼き魚定食を頂きました。例によって客は私一人で、食べながら大将と四方山話で盛り上がり…。アジの塩焼きは美味しいし、大将も気さくだし、良い夕食になりました。
もう少し早い時間に到着していれば温泉に行こうと思っていましたが、既に20時を回っていたのでこの日は見送り。夕食後はホテルに直行しました。

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小さなホテルでしたが、シングルルームがこの広さ。値段も良心的で、非常にお得感のある宿でした。


明日はどんな一日が待っているのか…。
寿司屋の大将に頂いた能登半島のパンフレットを眺めながら、まだ見ぬ能登の景色に胸を高鳴らせていたのでした。
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2012/09/17 Mon. 20:17 | trackback: 0 | comment: 0edit

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