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The seaside of Shonan

変わりゆく風景の「今」を残したい

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最後の「夏休み」―東奔西走漫遊記 Vol.12 

9/3(月) 7日目<後編>
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能登半島ドライブも後半。
海岸沿いから30分ほど走り、能登半島でも屈指の観光スポット・輪島にやってきました。
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その輪島の中心にあるのがこちらの「ふらっと訪夢」。のと鉄道の旧輪島駅があった場所に建てられた「道の駅」で、飲食店や観光案内所、バスターミナルなどを兼ねています。なかなか立派です。

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壁には今も「輪島駅」の文字が残っています。
駅前の信号機にも「輪島駅前」と書かれていて、列車が廃止された今でも、「駅」時代と変わらぬ、あるいはそれ以上の存在感を持って、街の中心にどっしりと構えています。

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その「ふらっと訪夢」の中には、輪島駅の遺構もありました。
パネルの写真が泣かせますね…。

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こちらの駅名票はレプリカ。
「シベリア」というのは決して悪戯書ではなく(笑)、現役当時から輪島の駅名票に記されていたようです。
それにしてもなぜシベリア…?

輪島はもっとゆっくり歩いてみたかったのですが、残念ながら時間切れ。
そろそろ和倉温泉駅に向けて戻らなくてはいけません。

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基本的に往路と同じ道を辿って帰ります。
今頃になって太陽が出てきて、波が煌めく七尾湾が綺麗でした。

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途中、木造の駅(西岸駅)を見つけたのでちょっと寄り道。

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こうして15時過ぎ、無事に和倉温泉駅に到着、レンタカーを返却しました。

最初から最後まで色々あった能登半島ドライブ。本音を言えば決して満足いくものではありませんでした。天気も不安定でしたし、時間が足りず、見たい場所を見れなかったというのもあります(和倉温泉にも入れませんでしたし…)。しかし、こういう事態を含めての「旅」。いつ何が起こるか分からないのが「旅」。順調にいかないからこそ面白いのが「旅」。
そう考えるならば、今回のドライブも「旅」らしくて良かったのかもしれません。

和倉温泉15:40→七尾15:46
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さて、ここからは18切符の旅を再開。和倉温泉から七尾線で戻ります。
和倉温泉を出ると同時に、また大雨が降り出しました…。(画像は七尾にて)

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能登地方の中心駅、七尾。駅前は開発が進んでいて賑やかです。

七尾16:00→津幡17:08
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七尾からは昨日と同じく七尾線。所定415系のところ、413系(クハ455-700編成)での運転でした。
車両の幕が「富山」になっていますが、正しくは小松行きです…。

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七尾を出るとまた晴れてきました。まさに「女心と秋の空」。

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南羽咋にて。
自転車の停め方がワイルドだぜぇ~。

****************
緑豊かな七尾線の車窓を楽しんだ後、北陸本線との接続駅・津幡で乗り換え。

津幡17:11→高岡17:36
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413+475の6両でした。

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高岡駅。こちらは南口で、現在は「瑞龍寺口」という名前が付いています。
駅舎は昨年の夏に供用を開始されたもので、まだまだ綺麗です。

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自由通路「万葉ロード」。
この地に大伴家持が5年ほど赴任していたことから、高岡は「万葉の地」として知られています。

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こちらは再開発が進む北口。整備が完了するのは2年後の2014年とのことです。
新幹線は少し離れた「新高岡駅」に停車することになりますが、新幹線開業後も「新高岡」ではなく「高岡」を街の玄関口として機能させたい、という思惑あっての駅前整備なのかもしれません。実際どうなのかは分かりませんが。

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自由通路から望む西日。

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氷見線のホームに降りると、奥のホームに国鉄色が入ってきました。

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まさか連日遭遇するとは…。
国鉄時代から30年来の盟友、キハ40とともに。

高岡18:11→雨晴18:31
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高岡で降りたのは他でもない、氷見線に乗るため。
今年100周年を迎えた氷見線。北陸新幹線開業を控えてその処遇が検討されていましたが、今のところは存続する方針のようです。

列車は最初空いていましたが、越中中川から大量の中学生が乗車。車内は一気に活気づきました。
住宅街を抜け、工場地帯を抜け…。越中国分を出るとやっと車窓に海が見えてきますが、既に辺りは薄暗くなっていました。

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終点の氷見まで乗車するはずだったのですが、雨晴で衝動的に途中下車。
「雨晴」という縁起のいい名前にあやかりたい…。散々雨に降られた一日の最後、そんな思いがどこかにあったのかもしれません。

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まだ空にはかすかに明るさが残っていました。

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線路を渡って海岸に出ると…そこに広がっていたのはこの素晴らしい景色!

「あぁ、この景色を見るために旅をしてきたんだ…」

そう納得するに足る情景でした。

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そして、これからもこうした景色に出会うために旅を続けるのでしょう。

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自分の知らない土地でも、しっかり生きるための営みは行われている。家には灯りがともり、どこかから夕飯の匂いがし、テレビの音が聞こえてくる…。誰かにとっての「日常」がある。
初めて訪れる土地で過ごす非日常。何かと不安も多い一人旅。そうした中で「誰かの日常」に触れた時に感じる安心感。
その「誰かの日常」の中に自分を投影し、「自分の日常」を客観的に見る。その旅先で出会う「非日常」が「自分の日常」から乖離していればしているほど、「自分の日常」を深く見つめ直すことができる…。

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そんな旅にまつわるエトセトラを頭の中で整理しながら、暖かな灯りを放つ雨晴駅に戻ってきました。

「旅行」というのは、ただ日常から離れて非日常に身を置くだけ。
一方の「旅」は「自分の日常」から離れ、「自分にとっての非日常」=「誰かの日常」に身を投じることで、「自分の日常」を見つめ直すためのもの。
結局考えたことは頭の中でうまくまとまらず、そんな漠然とした答えしか出せませんでした。しかし自分がこうして旅をする中で、自分という人間に僅かばかりの「厚み」を持たせることができている、という確信は持つことができたような気がします。

雨晴18:54→高岡19:16
高岡19:33→富山19:51

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色々戯言を書いてしまいましたが、何はともあれ宿泊地・富山に到着です(笑
今日はここまで。
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2012/09/19 Wed. 19:58 | trackback: 0 | comment: 0edit

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