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The seaside of Shonan

変わりゆく風景の「今」を残したい

上×信×越 秋分見聞録 ~その1 

<旅の始まり>
9月中旬。夏休みも残すところ2週間弱。
8月末から10日間にわたって日本各地を彷徨ってきた私ですが、旅から帰って2週間も経つと、早くもまた新たな旅の衝動に駆られるようになりました。というのも夏休み後半はこれといった用事もなく、精々友人と遊んだり、買い物に行ったりする程度。日々を”何となく”、そして”漫然と”過ごしているという感覚は否めませんでした。
そんな中、今夏はまだ祖父母宅を訪ねていないことを思い出しました。確か前回「次は夏に来るよ!」、そう言って別れたはず…。折しも17日は敬老の日。そして19日からは彼岸の入り…。祖父母宅へ訪れるにはこの上ないタイミングと言えるでしょう。
ここで私は考えました。どうせ祖父母宅を訪問するなら、そのついでにまたどこかをブラブラしようじゃないか。自宅から祖父母宅までは往復10000円弱(乗車券のみ)。10000円で買える東日本・北海道パスとさして値段も変わらず、それなら東日本・北海道パスを使って祖父母宅訪問+小旅行もできるではないか、と。
考え出したらもう止まりません。路線図とにらめっこし、乗り換え案内を使いながら、まだ乗ってない路線を中心としたプランを一夜で作りました。宿泊費もポイントを使うことで2泊で5000円ちょっとに抑えられ、用意した予算内で何とか収まりそうでした。
今度こそ「最後の夏休み」の最後の旅。こうして、またも私は、私を惹きつけてやまない旅の世界へと飛び立ったのでした。

9/19~21
福島にある祖父母宅に滞在。幸い祖父母とも変わりなく、ホッと一安心。墓参りをしたり、祖父の案内で県内を回ったりして2日間を過ごしました。
そして21日から単独での旅が始まります。

*******************
9/21(金) 1日目<前半>
今回の旅の起点は福島県郡山。
旅の基本は「始発列車」なのですが、今回はそれほど急ぐ旅ではありませんし、何より祖父母に負担をかけたくなかったので、のんびり9時過ぎの列車で旅を始めることにしました。祖父に送ってもらい、9時半に郡山駅に到着。
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相変わらず、この日も朝から雨。
まぁこれも自分らしい旅立ちと言えるかもしれません。
郡山9:45→会津若松10:57
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ホームには既に列車が停まっていました。6両の堂々たる編成で、前2両が東北色、後ろ4両が磐越西線用の塗装、という出で立ち。6両編成ながら車内のボックスは万遍なく埋まっている感じで、予想以上に磐越西線の利用者が多いことに驚きました。磐越西線に最後に乗ったのはいつだったか…。雪の降る日、455系に揺られて一人喜多方に行ったのはいつのことだったか…。

列車はしばらく郡山の市街地を走り、次第に鄙びていく景色の中を颯爽と駆け抜けていきます。
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郡山を出て15分もしないうちに、一面米どころの風景に。

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磐梯熱海では快速「あいづライナー」と交換。乗車券だけで485系に乗れる、乗り得な列車です。
現在は元・東武特急色の485系で運転されていますが、以前は583系なども使われていました。

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中山宿付近で山中を走る以外、殆どの区間は田園の真ん中を走っていきます。「電車」ということでスピードもそこそこ出ていて、ディーゼルの旅とはまた違った趣があります。やはり「電車」の旅もいいものですね。

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1時間ほどで会津若松に到着。
その昔は会津藩の城下町として栄え、今も「鶴ヶ城」や「飯盛山」など史跡が残る会津若松。ただいずれも過去に訪れたことがあるので、今回ここは素通りします。
会津若松からは只見線に乗るという選択肢もあったのですが、どうせなら大白川~只見が復旧する10/1以降に乗りたいと思い、この先は磐越西線で西を目指すことにしました。

会津若松11:01→新潟13:36 快速あがの
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(画像は津川にて)
喜多方以遠が非電化のため、ここからはディーゼルになります。キハ110とE120×2の混合編成でした。

乗客は少なめ。ただボックス席はどこも1人以上座っていて、その後も塩川や喜多方でまとまった乗車客がありました。後ろのボックス席には煙草臭い高校生の集団が陣取っていましたが、それほど騒ぎたてる様子もなく静かに会話していて、その様子が微笑ましくも思えました。

列車は開けた田園風景と住宅街の中を進み、蕎麦で有名な「山都」に到着。ここで乗客の多くが下車し、車内は一気にガラガラになりました。

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山都を過ぎると、いよいよ川に沿って走っていきます。この時点では「阿賀川」という川で、徳沢を過ぎて新潟県に入ると「阿賀野川」の名に変わります。祖母が持たせてくれたおにぎりを食べながら、移りゆく車窓を徒然と眺めていました。

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「森と水とロマンの鉄道」という二つ名を持つ磐越西線。その名に違わず、沿線にはひたすら豊かな緑と、穏やかな川が広がっています(「ロマン」を感じ取れるかどうかは人それぞれですが…笑)
特に豊実~日出谷の車窓が素晴らしく、個人的にこの線区のハイライトだったのではないかなと思います。

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津川では15分の停車。
この津川は「狐の嫁入り」伝説が有名で、毎年5/3には「狐の嫁入り行列」という祭りが開催されるそうです。
また天気雨のことを俗に「狐の嫁入り」とも言いますが、この時は何てことのない、普通の雨でした。

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三川までは進行方向左側に川が見えていましたが…。

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その先川は右側に移り、次第に線路から離れていきます。

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終点に近づくにつれ、だんだんと晴れてきました。この天気が続いてくれればいいのですが…。

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終点の新潟には定刻通りに到着。
新潟の手前で乗客が相次いだため、3両の車両からは多くの人々が吐き出されました。

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新潟駅で降りるのは今回が初めて。
こちらはメインとなる万代口ですが、駅前は賑やかで多くの人が行き交っていました。さすがは本州日本海側で唯一の政令指定都市、人口80万人超を擁する新潟市の玄関口です。

この後ロッカーに荷物を預け、観光案内所で地図を貰い、バスの時刻を調べて新潟の散策に出かけました。
画像枚数が多くなってしまうので続きは次回!
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2012/09/27 Thu. 23:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

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