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The seaside of Shonan

変わりゆく風景の「今」を残したい

上×信×越 秋分見聞録 ~その3 

9/22(土) 2日目<前半>
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新潟で迎えた旅の二日目。
始発列車に乗るべく4時20分に起床し、5時前に駅に着きました。さすがに眠い…。
新潟5:00→吉田5:54
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吉田行きの始発列車。115系の2両編成です。
ボックス席はどこも先客がいましたが、何とか空のボックス席を見つけて着席。コンビニで買ったサンドイッチと缶コーヒーを食べつつ(飲みつつ)、列車が発つのを待ちました。
列車は真っ暗な新潟市内を走っていきます。しばらくは住宅の密集した場所を見下ろしながら走り、内野の辺りまでは同じような景色が続きます。

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内野を出ると車窓は開け、米どころ・新潟を象徴する景色が広がります。
奥に見える弥彦山は標高634mで、これは東京スカイツリーと全く一緒。そのため現地の観光協会などではこれを大々的に宣伝しているのだとか…(笑 
果たしてその宣伝効果は…?

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辺りもすっかり明るくなってきたところで終点の吉田に到着。
ここも東西南北に伸びる路線の接続駅なので、新津と同じような形の駅名標になっています。

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駅舎は鉄筋コンクリートのよくあるタイプ。駅前には住宅や商店が並んでいます。
以前ここは吉田町の中心街でしたが、2006年の合併によって現在は燕市の一部となっているようです。

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115系が並ぶ吉田駅ホーム。

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中線にはL1編成が留置中でした。
「モハ114-99」という新潟最古参の車両を組み込む他、クハの片方は先頭車化改造車という特徴的な編成です。

吉田6:29→弥彦6:37
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ここからは弥彦線で弥彦へ。

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終点の弥彦駅。駅舎は弥彦神社本殿をモデルにしたという立派なもので、業務委託の有人駅です。大正5年落成とのことなので、今年で築96年!
どっしりとした存在感があり、一見すると駅とは思えませんね。

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駅舎内もたいへん広く、多くの参拝者が押し寄せる初詣シーズンにも対応できるような造りになっています。
この他さらに待合室と売店がありますが、さすがにこの時期・この時間は利用者も少なく、広い駅舎はその容量を持て余し気味でした。

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駅前の道路。
駅正面には大きなホテルが構えているものの既に営業しておらず、廃墟と化していました。廃業してから既に20年近く経っているようですが、この駅前一等地のホテルが潰れてしまうところを見ると、弥彦観光の衰退ぶりが容易に想像されてしまいます…。

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駅からは徒歩で弥彦神社へ向かいます。
住宅街の細い道を歩くこと10分弱。

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弥彦神社に到着。正式な読み方は「いやひこ」だそうです。
弥彦山を神体とし、『万葉集』にも登場するという長い歴史を持つ神社。時代を越えて、多くの人々の崇拝を集めてきました。

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誰もいない境内を歩いていき…

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社殿に着きました。
旧社殿が火災により焼失してしまったため、現在の社殿は大正5年に再建されたもの。先程の弥彦駅舎とほ同時期に造られたことになります。
社殿の再建に合わせて駅を造ったのかもしれませんね。

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このあとロープウェイに乗って山頂へ!と行きたいところでしたが、さすがにまだ7時過ぎということでロープウェイは運行しておらず、頂上行きは断念…。その眺望は素晴らしいそうなので、次回は是非登りたいものです。

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その後、近くの弥彦公園で散歩。
この公園、面積は16万㎡もあり、春は桜、秋は紅葉が美しいという憩いの場。

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園内には湯神社があります。
温泉も湧く弥彦ですが、ここがその弥彦温泉の発祥だと言われています。

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少し歩いて後ろを振り返るとこの景色。山に囲まれた静かな場所です。

この後駅へと戻りました。

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画像は弥彦線の線路ですが、よく見ると、架線が非常に簡素なのがお分かり頂けるでしょう。
これは従来の架線より低コストな「直接吊架式」が採用されているためで、弥彦線電化当時の国鉄財政状態の悪さがうかがえるものです。

弥彦8:20→吉田8:29
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吉田へ戻ります。
途中、弥彦神社の大鳥居が見えました。

吉田8:50→東三条9:11
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吉田で東三条行きに乗り換えます。
同じ弥彦線同士なのですが、弥彦から東三条に直通する列車は日に3本しかありません。殆どの場合吉田で乗り換えが必要になりますが、察するに弥彦から東三条方面まで乗りとおす乗客は多くないのでしょう。

吉田からは女子軍団が乗り合わせ、車内はかしましいの何の…。
もうちょっと周りを見れないのかなぁ…と、愚痴の一つも言いたくなります。

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その後燕三条からの乗り換え客なども加わり、東三条に着く頃にはかなりの混雑になっていました。

東三条9:38→長岡10:05
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殆ど収穫の終わった田んぼを見ながら、長岡を目指します。
昨日通った会津の方はまだまだ稲が残っていましたが、新潟県内は大方収穫が終わった後のようでした。特に新潟名産のコシヒカリは早場米のため、早ければ8月末にも収穫が始まるようです。

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つい2週間ほど前にも通った長岡。
またここで乗り換えます。

長岡10:31→水上12:39
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ここからは上越国境を越えて水上を目指す旅。
115系の2両編成で、車内はそこそこの乗車率。私の座ってたボックス席もおじいさんとの相席になりました。

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天気も良く、広々とした景色を見ながらの列車旅は最高ですね。

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途中の小出は只見線の分岐駅。
現在も部分運休が続く只見線。その車両不足を補うため、小出側は「新潟色」と「東北色」が手を結んで運用されています。

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この辺りはまた稲が刈られずに残っている状態でした。
南魚沼市。言わずと知れた日本有数の穀倉地帯です。

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「上越国際スキー場前」駅。仮名書きだと「じょうえつこくさいすきーじょうまえ」と17文字となり、JRでは最も長い駅名です。そのため、駅名標も凄いことに…。
ちなみに「日本一長い駅名」ということになると「南阿蘇水の生まれる里白水高原」駅(熊本)と、「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前」駅(茨城)で、ともに22文字になります。車掌さんのアナウンスも大変でしょうね…。

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月並みな言葉しか思いつきませんが…「良い景色」です。
付近にスキー場も多く、沿線にはどことなく「リゾート感」(?)が漂っています。

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やがて川と山が迫って来て、越後湯沢に到着。

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越後湯沢で少し停車時間があったので、ここで駅弁を購入、車内で食べました。
品数は少なめですが、魚沼産コシヒカリ100%の炊き込みご飯、そして脂の乗った鮭がおいしい駅弁でした。

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列車は山間を走り、岩原スキー場前駅、湯沢中里スキー場直結の越後中里などを経て、上越国境に挑みます。
画像は越後中里付近に留置されていた旧型客車群で、以前はスキー場を訪れる客の休憩所として開放されていたようです。(今どうなっているのかはよく分かりません)

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いよいよ山が険しくなり、土樽の先にある清水トンネル(9702m)を抜けると群馬県に入ります。
川端康成『雪国』の冒頭「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」の「トンネル」とは清水トンネルを指すと言われています。ただし、現在群馬→新潟に向かう場合は清水トンネルでなく「新清水トンネル」(下り線用)を通るため、当時とは別のルートになります。

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下りホームがその「新清水トンネル」内にある湯檜曽駅。
一方の上りホームは地上にあり、そこからはループ線の一端が望めます。

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そして長岡から2時間ほどかかって群馬県・水上に到着!

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駅近くには温泉街が広がっており、都心から直通の特急が運転されていることもあって観光地として栄えています。また奇しくもこの日はSL運転日でもあり、駅周辺は非常に賑わっていました。

ここから先、もう少し列車旅を続けます。


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2012/10/02 Tue. 22:25 | trackback: 0 | comment: 2edit

コメント

こちらこそ本当にご無沙汰しておりました。

ほくほく弁当美味しそうですね^^
私は、駅弁や地方特産物などを食べる機会はあまりないのですが、惹かれます。
たまに駅弁フェアとかで食べたりもしますが、やっぱりその土地で食べたのはまた格別ですよね。

駅も立派なものから簡素なものまで様々ですね。
私は立派な駅といえば東京駅とか片瀬江ノ島ぐらいしか思いつかないので(苦笑)写真で楽しませていただいています。

あっ、昨日は祈りが通じたのか?台風の影響がでなくてよかったです。
内定式、お疲れ様でした!

ayaka #5fn6SFh. | URL | 2012/10/02 23:35 * edit *

こんばんは。

お弁当、美味しかったですよ(笑 
確かに当地で食べることで美味しさも2割増、3割増になると思います。列車の場合は車窓を見ながら、旅先では現地の人と話しながら…。味そのものは変わらなくても、旅先の雰囲気が良いスパイスになるんでしょうね。

駅は本当に種類が多くて奥深くて、最近はすっかりハマっています。
そういえば片瀬江の島も立派ですね。東京駅もリニューアルオープンしたばかりなので、行かれてみてはいかがでしょうか?

お陰さまで内定式は無事終えることができました…。ありがとうございました。

GAN #h8dDW2yY | URL | 2012/10/03 19:15 * edit *

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