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The seaside of Shonan

変わりゆく風景の「今」を残したい

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上×信×越 秋分見聞録 ~その4 

9/22(土) 2日目<後半>
水上12:46→渋川13:24
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長岡から上越線で水上までやってきました。ちょうどSLも到着していて、客車はホームに、SL本体は転車台に乗せられた状態でした(時間がなくて写真は撮れませんでしたが…)
ここからはロングシートの107系に揺られてさらに南下します。
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うつらうつらしているうちに、渋川に到着。
9月までは「心にググッとぐんま」キャンペーンの期間中で、駅名標にもそれを示すシールが貼ってあります。改札の前では群馬をアピールするパンフレットとティッシュを配っていて、私も貰いました。

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温泉ランキングの常連・伊香保温泉の最寄り駅でもあり、バスで20分ほどで温泉街に行くことができます。ただ今回温泉街に行く時間はないので、駅前の喫茶店に入り、先程もらったパンフレットを眺めて時間を潰しました。

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証明写真やNEWDAYSもクラシックテイスト(笑

渋川14:15→祖母島14:28
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渋川からは吾妻線に乗車。
沿線には「草津」に代表される数々の温泉が点在し、首都圏からも特急を使えば乗り換えなしで訪れることができます。
一方、建設問題で迷走する「八ッ場ダム」の建設現場を通っているため、ダムが完成すると一部区間が水没することになっています。もっとも、建設自体は決まったものの依然着工の目途は立っていないため、吾妻線の路線変更も当分先のこととなりそうですが…。

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そんな吾妻線に揺られ、秘境駅とも言われる「祖母島」で下車。しばらくここでのんびりします。

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駅の目の前には田園が広がっていて、ホームからの眺めは絶品。
周囲に民家は少なく、主たる道路からも離れているためにとても静かな環境です。

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駅前の道路。ここを下って線路をくぐり…

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さっき見下ろしてた田んぼの真ん中へ。そこから望んだ駅全景。

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いや、もうほんとに最高です。
このまま畦道に寝転んで昼寝したいくらい…(笑

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高崎行きの普通列車がやってきたので、秋らしい景色と共に一枚。
逆光なので車両が陰ってしまったのが残念ですが、季節感のある画像になったかと思います。

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もう一枚!

祖母島15:46→大前16:57
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その後やってきた列車(残念ながら107系…)に乗り込み、吾妻線完乗に挑みます。
窓は汚いし、ロングシートだしで景色を楽しむには厳しい条件でしたが、幸いにも車内は空いていたので、身を捩って窓の外を眺めていました。

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岩島を出た辺りから景色に迫力が増し、狭隘な山間部を縫うように走っていきます。
画像は岩島~川原湯温泉に見られる吾妻線の新線路。岩島~長野原草津口はダムの建設に伴って新線に架け替えられる予定になっています。

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川原湯温泉を出てすぐ、八ッ場ダムの巨大な橋脚が見えました。

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ダム建設に伴って道路も新たに作られ、旧道より圧倒的に高規格の「八ッ場バイパス」が既に全線開通しています。

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やがて先程分岐した新線と合流し…

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間もなく長野原草津口に到着。
言わずと知れた草津温泉の玄関口ですが、温泉までは駅からバスで30分もかかるようです…。

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終点の一駅手前、万座・鹿沢口駅。日本で唯一駅名に「・(中黒)」が入る駅として有名です。
どうやら駅名を決める際に地元間(万座温泉と鹿沢温泉)で揉めたらしく、その折衷案として現駅名となったと言うから面白いもの。駅の所在地は「群馬県吾妻郡嬬恋村大字鎌原」となっているので、駅名も「嬬恋」とか「鎌原」とかで良かったのではないかと思いますが…(この辺りが嬬恋村の中心地だそうですし)。

特急をはじめ大半の列車がこの駅で折り返してしまうため、この先大前に乗り入れるのは僅か5往復。利用者の少なさがうかがえます。

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そして終点の大前に到着。案の定降りたのは学生数人と旅行者数人だけで、天気と相まって寂しい終着駅の風情が漂っていました。

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駅前には「つまごい館」という温泉宿があり、宿泊はもちろん日帰り入浴も可能です。
今回も時間があれば入浴したかったのですが…。

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また、駅前には吾妻川が流れています。ここまで来ると標高は840mほどあり、周囲はひたすら山。秘境感すら漂う山間の駅には、川の流れとは反対に静かな時間が流れていました。

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さて、そろそろ帰りの時間。他数人の旅行者とともに列車に乗り込みました。

大前17:12→川原湯温泉17:37
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今度は川原湯温泉で下車。
近くには温泉街が広がる風情ある駅ですが、ダム建設に伴って将来的には水没することになっているため、一度降りておきたかったのです。

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跨線橋から。先程も車内から見えたダムの橋脚が不気味に聳えています。
その様子はまるで、2本の橋脚がこの駅に食ってかかろうとしているようにも見えました。(大袈裟な…)

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駅舎は木造で、吾妻線内では唯一残る開業当初からの駅舎。
「線内唯一の木造駅」がいずれ「線内唯一の水没駅」になってしまうと思うと、何ともやるせなくなります…。

駅前でこうして写真を撮っていると、何やら近くで老婦人がしゃがみこんでいるのが見えました。
「駅員さんいないのかねえ…困ったねえ…」とうろたえるおばあさん。一体どうしたのか?

「どうされたんですか?」
私から尋ねました。
「旅館に迎えの電話を入れたかったんだけど、駅員さんがいないから旅館と連絡が取れないの…
いつもなら駅員さんいるはずなのに…」
聞けば、いつもは駅員に頼んで旅館に電話をかけてもらうのだそう。
しかし既に窓口にはシャッターが閉まっており、駅員さんは帰った後のようでした。

でも、携帯電話があれば旅館に連絡するなど造作もないこと。
「今連絡しますね」
すぐに私の携帯から旅館に電話をかけ、迎えを手配しました。
「今呼んだのでもうちょっと待っててください」


―2分後。
一台のワゴン車が到着し、無事おばあさんは「ありがとう」と言いながら車に乗って旅館へと向かっていきました。
良かった良かった…。

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一仕事をしたところで(?)、私も温泉街に向かうことにします。
歩いてすぐ「川原湯温泉」入口があり、ここで今度はおばさん二人組に「写真撮ってくださーい」と頼まれました。
それに応じると、お礼に車で温泉街まで連れて行ってくれるとのこと。
徒歩でも10分強の距離ですが、ここはお言葉に甘えて車に乗せていただきました。

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あっという間に温泉街に到着。おばさんたちに「旅行の記念に」と何故か写真を撮られ(笑、お礼を言って別れました。

温泉街と言っても旅館が10件弱、共同浴場が数軒並ぶだけのこじんまりとしたもの。
源頼朝によって発見されたという川原湯温泉ですが、ここもダムの底に沈んでしまうため、間もなくこの風情ある温泉街も見納めになってしまいます。

せっかくなので入浴を…と思って旅館を回ったものの、既に18時を過ぎていて、どこも日帰り入浴は終了。共同浴場「聖天様」という場所のみ営業中だったのですが、ここは独特の雰囲気があり、結局入る勇気がなくて入浴断念…。駅へ戻ることにしました。
(混浴の露天風呂なのですが、夜は殆ど真っ暗に等しく、しかも狭い風呂の中に先客が何人もいたため、入るにはかなり度胸がいる雰囲気でした…。昼間なら何も問題なかったと思うのですが…。)

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入ればよかったかな…。
いや、でもあの雰囲気は入れない…。
でももう来れないかもしれないし…。
いやいや、でもあれは無いよな…。

そんな自問自答を続けながら駅へと戻りました。
悩むくらいなら入ればよかったのかもしれませんが、後悔はありません。
それにダムがいつ完成するかも分からないので、また訪れる機会はあるでしょう。

川原湯温泉18:31→長野原草津口18:38
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駅に戻ってきたはいいものの1時間以上上り列車がないため、一旦下り列車で長野原草津口へ。

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雨が降り始めたため、駅前散策もそこそこに。
といっても駅周辺には何も無く、駅前にはいつ来るともわからない「仕事の時」を待つタクシーが並んでいるだけでした。
どうやら駅周辺の建物の多くは、ダム建設を見越して移転してしまったようです。(この駅自体は水没しないのですが…)

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駅は2階建てで、2階には広い待合室がありました。
最低限の設備だけがある「素っ気ない空間」ですが、列車を待つだけなら十分なスペースです。

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自販機でこんなものを購入。
見慣れない「さくらんぼ」飲料…どんなものかと飲んでみましたが、イメージ的にはアセロラジュースに近いかな、という感じでした。

長野原草津口19:20→高崎20:39
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その後やってきた115系の普通列車で高崎へ。
さすがに車内はガラガラで、終始2~3人しか乗っていませんでした。

宿泊地・高崎に着いたのは20時半過ぎ。「新宿ライン」に乗れば今からでも自宅に帰れてしまうのですが、明日に向けて、今日はここで一泊します。
松屋で弁当を買い、今夜泊まるホテルへと向かいました。
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2012/10/03 Wed. 22:24 | trackback: 0 | comment: 0edit

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