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The seaside of Shonan

変わりゆく風景の「今」を残したい

飯田線「秘境駅」巡りの旅 その2 

10/7(日) 2日目-1 【中井侍駅】
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二泊三日の行程で飯田線の「秘境駅」を巡る旅、二日目。
前日は自宅からの移動だけで終わってしまいましたが、今日はいよいよ表題の「秘境駅」を訪れます。

伊那北5:14→駒ヶ根5:38
まだ真っ暗な中、始発列車で最初の目的地へ。

駒ヶ根5:42→中井侍8:42
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駒ヶ根で乗り換え、長野県を南下。
次第に車窓は明るくなってきましたが、雲が多くてすっきりしません。。それでも、アルプスの山並みが迫る車窓はやはり素晴らしいものでした。

列車内は閑散。駒ヶ根からの列車には、休日の早朝にもかかわらず10人弱の学生が乗っていましたが、彼らもすぐに下車。それ以外の乗客はごくわずかで、途中私以外の乗客がゼロになる区間もありました。

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天竜峡を出て、いよいよ秘境地帯に足を踏み入れた列車。
寄り添う天竜川はまるで鏡のようです。

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最初に下車したのは中井侍駅。まず一つ目の「秘境駅」です。

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天龍村のパンフレットによれば、周囲に「中井」という姓の侍が多く住んでいたことが地名の由来になっているという「中井侍」。
不思議な駅名ですが、その由来は案外単純なのですね。

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ホームの様子。
ホーム裏側は急斜面になっていて、民家が2軒あります。

私が駅に降り立ったとき、ホームで2人の方にお会いました。
一人目は「クルミを拾ってる」というおばあさん。ホーム裏の斜面にクルミの木があるようで、その実を拾っているということでした。
もう一人は駅裏手にお住まいのおじいさん。この時は「こんにちは」と挨拶を交わしただけですが、2時間ほど後にもう一度お会いし、「おお、ずっと電車待ってるの?辛抱あるねえ」と驚かれました(笑 
ここで人に会うことは無いだろうと思っていたので、この出会いは少々意外でもありました。

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待合室には駅ノートがありました。
地元の方が設置されたのでしょうか?

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ホームからは天竜川が見えます。

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ホーム天竜峡側にある出入り口を出て、駅前を写した画像。
一応車も入れるよう舗装されていますが、駅前に駐車スペースは無く、また道自体もかなり細いため、車での訪問は容易ではないでしょう。実際旅の中で「プリウスで中井侍駅まで行って来た」という男性に出会いましたが、お話を聞く限りかなり苦労されたようです。

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駅前の道を少し進み、駅を振り返ったところ。
周囲は鬱蒼とした木々に覆われていて、これが駅に繋がる道だとは信じられません…。

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そのまま道を進んでいくと、辺りが開け、急斜面に民家が点在する場所に出ました。
駅からここまでは僅か5分ほどの距離。

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道はつづら折りになって上へ上へと続いており、その所々に民家があります。
また斜面では銘茶「中井侍茶」が栽培されていて、天龍村の名産の一つになっているようです。

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その道を少し登り、駅方面を見下ろすとこの眺め!

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坂がキツくて登るのには苦労しましたが、さらに上を目指して歩きます。

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石垣と茶畑が良い感じ。
しかしこの辺りでスズメバチを目撃!それも1匹ではなく複数飛び交っていたので、もしかしたら付近に巣があったのかもしれません…。かなり怯えてあたりをキョロキョロしながら歩いていたので、地元の人に見られたら不審者に思われてしまったかもしれません…。

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先程の写真と大して変わりませんが、もう少し登った所から撮った画像。画像ほぼ中央に飯田線の線路が走っています。
この付近で撮られた画像は、今夏の「18切符」のポスターにも使用されました。キャッチフレーズは『「きれいだなぁ」誰も聞いていないつぶやきも、いいものです。』

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反対側。飯田線を象徴する美しい風景。
「暴れ川」として古来より幾多の水害をもたらしてきた天竜川。川の流れは穏やかに見えますが、おそらくこの辺りの急峻な地形も川の浸食によって造られたものなのでしょう。
荷物を置いて近くに座り、しばらくこの景色を眺めていました。

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10時過ぎに豊橋方面の列車がやってきたので、エメラルドグリーンの天竜川と共に一枚。
なかなか18切符のポスター写真のようにはいきませんが、川沿いを走る飯田線らしい写真になったかなと思います。列車に日が当たってればもうちょっとマシな画になったのかもしれません。。

これを撮った直後、坂を下りて駅へ戻りました。

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駅に戻った後、今度はホームの小和田側にある細い道を登ってみました。
画像は登りきった場所から駅を見下ろした図。

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細い道を登りきると、どこに向かっているのか分からない舗装道路に出ました。
ただこの先には民家すらなさそうだったので、ここで引き返します。

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その後は、駅ノートを読んでみたり、適当な写真を撮ったりしながら有り余る時間を贅沢に消費。
被写体を探すために足元を見たり、頭上を見上げたり、右へ左へ視線を動かしてみると、そこには色々な発見がありました。

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そして中井侍に着いてから163分後、ようやく天竜峡方面の列車が到着。
多くの乗客で賑わう車内に足を踏み入れた途端「現実」に引き戻され、先程までいた中井侍の静寂が早くも懐かしく思えました。

<中井侍駅>(以下はあくまで個人的な感想)
秘境度(周辺の民家の数など)       ★★★☆☆
到達困難度(車やバイクで訪れられるか否か)★★★★☆
周辺の景色                ★★★★★
トータルの雰囲気             ★★★★☆
徒歩数分圏内に民家が多数あり、住人の方も多く見受けられたため、「秘境」という趣は感じられませんでした。しかし周辺から望める景色は一級品で、また周辺も非常に静かな環境なので、2時間半以上の滞在もまったく苦になりませんでした。訪ねてみて損は無い場所です。           
 
(続く)
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2012/10/11 Thu. 23:20 | trackback: 0 | comment: 0edit

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