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The seaside of Shonan

変わりゆく風景の「今」を残したい

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飯田線「秘境駅」巡りの旅 その4 

10/7(日) 2日目-3 【小和田駅】

為栗13:17→小和田13:40
中井侍、為栗に続き、次に訪れたのは「秘境駅」の代表格、小和田駅。
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最近は一般の人にも「小和田駅」の知名度が広まりつつあるようで、この時も私を入れて6人が下車。
その内訳は、およそ鉄道に興味がなさそうな若いカップル、中年ご夫婦、単身の女性、それに私。休日なので薄々そんな気はしていましたが、あくまでも静寂を求めての「秘境駅」訪問なわけで、これだけ人がいると「ちょっとなぁ…」という感じがしてしまいます。私以外の皆さんもそう思っているかもしれませんね…(笑

215_20121012210251.jpg
この付近には愛知、長野、静岡の3県境があり、それを示す標識がホームに立っていました。
小和田駅自体は静岡県に所在し、川を挟んだ対岸が愛知県、少し北に行くと長野県になります。

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ホームから望む天竜川。

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元々は交換も可能だった駅ですが、現在は棒線化されています。
向かい側のホームには入ることができません。

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飯田線の「秘境駅」では珍しく立派な木造駅舎が健在。
財産標には「S08」と書かれていましたが、駅開業は昭和11年とのことなので、どちらが正しいのかわかりません。ただしいずれにしても、既に落成から80年弱の月日を経ていることは間違いなさそうです。

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駅前の様子。事前に得ていた情報の通り、とにかく何もありません。
左側には「散策路入口」と書かれた標識が立っていますが、これはこの駅を訪れる観光客向けのものなのでしょうか。もはや「散策」というか「探検」という言葉が似合いそうです…。

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駅前の坂道から駅を振り返った所。辺りは一面の山。

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駅前の道を下りていくと、途中にこんなものがありました。

小和田駅は「駅名が皇太子妃雅子の旧姓である小和田(おわだ)と同表記であることから、「恋成就駅」として、特に皇太子徳仁親王と結婚した1993年には下車する人達で賑わった(wikipediaより引用)」そうで、そのブームの最中でこんなベンチも造られました。まさに「勢い」だけで作られた代物といった感じがします。
雅子様ブームが去った今も尚、このベンチはひっそりとカップルの来訪を待ち続けています。

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もう少し歩いていくと一軒の家がありましたが、これは廃屋。
曲がり角には標識が出ていて「高瀬橋25分」「塩沢集落1時間」と書かれていました。…集落まで1時間!?

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そのまま進んでいくと、道は川に沿って続いていました。

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やがてこんな山道に。
ここも舗装されていますが、却って足元が滑りやすく、細心の注意が必要でした。

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駅から20分ほど歩くとようやく生活の気配が表れ、1軒の民家がありました。小和田駅に最も近い民家がここ、ということになります。この先さらに40分ほど歩くと前述の塩沢集落に至りますが、駅との高低差は300mほどあり、その道はかなりきついのだとか。
驚くべきことに、郵便局の方はこの道を歩いて塩沢集落まで郵便物を届けているのだそう。凄すぎる…。

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さすがに塩沢まで往復する自信は無かったので、ここで駅へ引き返すことに。
駅では中年夫婦の方と少し会話を交わしましたが、「youtubeで秘境駅の映像を見て、興味を持った」のがこの駅を訪れたきっかけだということでした。

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駅舎内。
ご成婚ブームの中この駅で挙式を行う夫婦もいたようで、今もその時の写真が駅舎内に残されています。
また机の上には相当数の「駅ノート」が置かれていて、これを読み込むだけでも暇はつぶせます。

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駅舎のホーム側入口には「花嫁号」と書かれたヘッドマークが掲げられていました。
調べてみると「花嫁号」は小和田で結婚式を挙げるカップルのために「1日限定」で運転された列車で、水窪町主催のイベントの一環だったそうです。駅舎内にある写真はその時のもののようですね。

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ハンドメイド感溢れる駅周辺の案内図。

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既に無人化から30年近く。

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クラシックな駅名板。

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まだまだ時間があったので、今度は廃屋脇の道を進み、徒歩五分の「神社」を目指してみることに。

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「道」というには余りにも乱暴ですが、何とか歩けるようにはなっています。

しかし5分歩いても着かない!
そのうえ道の先に何やら動く「黒い物体」を発見してしまったため、チキンな私はすぐに駅へと踵を返しました。それほど大きなものではありませんでしたが、一瞬しか見てないので正体は不明。何だったんだろう…。
(駅ノートにはタヌキの目撃情報が書かれていたので、もしかしたらタヌキ?それとも案外カラスとかだったのかもしれません…。)

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その後は心を無にして天竜川を眺め(笑、時間を潰しました。
駅に戻ったのは15時50分のこと。

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豊橋行きを見送り、直後にやってきた天竜峡行きで私もこの駅を離れました。今度は是非誰もいない小和田駅で一人になってみたいものです。

<小和田駅>
秘境度(周辺の民家の数など)       ★★★★★
到達困難度(車やバイクで訪れられるか否か)★★★★★
周辺の景色                ★★★★★
トータルの雰囲気             ★★★★☆

これぞ「秘境駅」という雰囲気が楽しめる小和田駅。最も近い民家まで徒歩20分、塩沢集落にも5件程度の民家があるだけで、本当に利用者は僅少です。駅近くにある廃屋やご成婚ブームの名残が一層この駅の侘しさをかきたてます。
ただ、今回は私以外にも訪問者が数人いたためトータルの雰囲気は★4つとしました。今やこの駅も有名になりすぎてしまったため、休日や18切符シーズンなどは誰かしらと遭遇すると思っていた方が良さそうです。

(続く)
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2012/10/13 Sat. 21:53 | trackback: 0 | comment: 0edit

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