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The seaside of Shonan

変わりゆく風景の「今」を残したい

東海地方鉄道旅 その10 

2日目-6(1/6) 【長良川鉄道の旅 美並苅安、深戸、富加駅】

美濃白鳥14:19→美並苅安15:12
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続いて下車したのは、当初国鉄の苅安駅として開業し、第三セクター転換後に現駅名に改称された美並苅安(みなみかりやす)駅。通常三セク転換後は駅名が短くなるケースが多いのですが、ここは逆に駅名が長くなったという稀有な例。

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そんな美並苅安駅にも木造駅舎が健在。手前には桜の木が植わっていて、春になればさぞかし風情ある景色が見れそうです。

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嬉しいことに、この駅舎には木の扉やラッチが残っています。

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中には昔ながらのストーブがあり、まるでタイムスリップしたかのような空間。奥に薪が置かれているということは、このストーブはいまだ現役なのかもしれません。

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ただ、この駅での滞在はたった10分…。今回は一つでも多くの駅を巡ることが目的なので、名残惜しくも次の目的地へ移動します。
駅全体の雰囲気は大矢駅が良かった、と過去の記事で書きましたが、駅舎だけならこの美並苅安が一番いい感じだったかと思います(あくまで主観)。

美並苅安15:23→深戸15:29
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次の訪問駅は深戸。木造駅舎には「ステーション深戸」というノスタルジックな喫茶店が入居していて、少し奇妙な外観になっています。

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ここも木造扉と改札口が残る、とてもいい雰囲気の駅。

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駅舎内。

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列車が来るまでまだ時間があったので、「ステーション深戸」に入ってコーヒーを頂くことにしました。
入店した時は常連のお客さんとマスターの女性を談笑していたのですが、やがて常連の方が帰り、店内はマスターと私の二人きりに。ここで「チャンス!」とばかりに色々お話を伺ってみました。
お話によれば、この駅舎は昭和2年から残るもので、喫茶店は平成2年に開業とのこと。元々駅事務室だったところを改装し、奥の座敷間や厨房は増築したものなんだそうです。一応許可を得て店内を撮影したのが↑の画像ですが、演歌のポスターが多いのは、この喫茶店を使って演歌教室や歌謡大会を行っているからなんだとか。

また、「用事がある時は関や美濃市まで出かけるけれど、列車を使う人は少ない」とか、「今は小学生もスクールバス通学で、列車を使うのは高校生くらい」とか、「しかもその高校生も年々減っている」とか、越美南線を取り巻く状況の厳しさをまざまざと突き付けられるお話も…。

深戸16:10→富加17:13
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話し相手をしてくださったマスターに別れを告げ、次の列車に乗り込みます。
この列車は珍しく3両編成。「花奪い祭り」の帰宅客に対応するための増結だったようで、実際、車内はそこそこ混雑していました。
私はおばさんと相席。私が座るや否やおばさんが「この辺りは何市なのかしら?」と声をかけてきたのですが、ちょうど先程のマスターにこの辺りの地理を教わっていたので(笑)、「郡上市ですよ!」とさも知ったように返答(←嫌な奴)。それから延々このおばさんと会話が続き、気付けば下車駅が迫ってきました。

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長良川鉄道の旅、最後の下車駅がこの富加。やはり木造駅舎が残っています。

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既に日は暮れ、かなり厳しい露出条件に…。
三脚がなかったので、ブレブレの写真を量産することになってしまいました…。

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でも、この雰囲気は素晴らしい。

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やがて美濃太田に戻る列車がやってきました。

今はJRではなく長良川鉄道によって経営されている越美南線。そこに残る駅舎や施設は国鉄時代から変わらぬものばかりで、第三セクターとはいえ実質JR路線(もっと言えば国鉄路線)を乗っているのと変わらない感覚を味わえましたし、風景も良くて楽しい一日になりました。ただ、取り巻く環境の深刻さはここも例外ではなく、先行きは不透明。経営努力は痛いほど伝わってくるだけに、何とかこの素晴らしい路線を残して欲しい…そんなことを思いつつ、長良川鉄道の旅を終えたのでした。

富加17:39→美濃太田17:48
美濃太田17:55→岐阜18:33

さて、後は宿のある大垣を目指して移動するだけ。
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岐阜行きの列車内にて。こういうのが許せない私は心が狭いのか…。

岐阜18:36→大垣18:47
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そして大垣に到着。明日が旅の最終日です。

(続く)
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2013/02/09 Sat. 01:10 | trackback: 0 | comment: 0edit

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