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The seaside of Shonan

変わりゆく風景の「今」を残したい

わたらせ渓谷鐵道の旅 その3 

「わ鐵」の旅の続き。
足尾駅から歩いて通洞駅へ向かいます。

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私が足尾駅を出て間もなく、間藤からの折り返し列車がやってきました。本当は通洞までこの列車に乗る予定だったのですが、たった1駅ですし、天気も良かったので歩くことにしたのです。

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通洞までは1kmほど、歩いて10分強の道のり。

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というわけであっという間に到着です。
駅前にはペットボトルで作られたオブジェ(?)がありましたが、コレも夜になると光ったりするのかな?

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駅舎は国鉄時代からの立派なもの。足尾市街のほぼ中心に位置するため、周辺には家が建て込んでいます。
列車の時間まではしばらくあるので、足尾の街を散策してみることにしましょうか。

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まずは足尾歴史館(踏切の左奥)。銅山として栄え、後に深刻な鉱毒被害に苦しめられた足尾の歴史を伝える博物館ですが、12月から3月までは冬季閉鎖とのことで、この時は入れず。もとより入るつもりはなかったものの、雪深い地域でもないのになぜ冬眠するのかは不思議なところです。というか実はここ、小学校の修学旅行で訪れたことがあるのです(「いろは坂」崩落によって華厳の滝に行けず、その代替措置として)。

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坑道に入ることができるトロッコ。前回はこれにも乗りました。

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その後、線路沿いの道を歩いていくと2軒ほどの廃墟を発見。
調べてみると手前が「通洞動力所」、奥が「新梨子油力発電所」という施設だったようで、特に動力所の方はレンガと木を組み合わせたなかなか特徴的な造りでした。

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通洞動力所を別角度から。貴重な産業遺産ですが、屋根が崩落するなど無残な外観を晒しています。

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その隣には現役の変電所。とはいえ、これも外観を見る限り使われているのかどうか分からないような、廃墟同然の佇まい。

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橋を渡って反対側へ。足尾駅前にあったのと同じような平屋の家が立ち並んでいました。

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駅の対岸にある国道122号線から街を眺望。川と山に挟まれた僅かな平地に家々が建ち並んでいて、所々景観に不似合いなマンションも見受けられます。周囲の山々は大分緑を取り戻しつつあり、景色は平穏そのものなので、ここがかつて鉱毒被害に遭った「足尾」だとは俄かには信じられません。

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市街に下りてみると、コンビニや食堂もあり、しっかりとした生活が感じられてホッと一安心。

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営業しているのかどうか分からない店が多いのは、ここも例外ではないようですけど…。

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今なお渡良瀬川から基準値を超える鉛が検出されるなど、依然全てが解決したわけではない足尾の鉱毒問題ですが、一体当地の方々はどんな思いでいらっしゃるのでしょう。発端が100年以上前なので、もはや「過去のこと」になりつつあるのか、あるいはまだまだ「現在進行形」のことなのか…。時間があれば伺ってみたいところでした。

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こうして30分ほど歩き回り、駅に戻ってきました。

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ここで一人の男性と遭遇。実は先程桐生→間藤の列車でも見かけていた方だったので、思い切って声を掛けてみることに。

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聞けば彼は私と同じ大学生で、自転車で旅をしている途中なのだとか。たまたま足尾に興味があり、この日は桐生に自転車を置いて「わ鐵」に乗ってみたそうです。年は私より下でしたが、同年代ということもあってすっかり意気投合(したはず)

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その後の列車もご一緒させていただくことにしました。

通洞14:05→上神梅14:58
私が降りるまでの小一時間、旅の話を中心に盛り上がり、気付けば次の目的地・上神梅はすぐそばに。
テントや食器も携行して日本一周を目指しているという彼。満天の星が広がる室戸岬で一夜を明かした、というお話がとても印象的で、今更ながら私もそんな旅がしてみたくなってしまいました。
今春は1カ月旅を続けられるそうなので、今もまだどこかを走っていらっしゃることでしょう。ささやかながら私も応援していますので、ぜひぜひ日本一周達成されてくださいね!

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最後にお互いをパシャリ。楽しい時間をありがとうございました。
(掲載にあたってはご本人の承諾済み)

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というわけで次の目的地、上神梅駅に到着です。

(続く)

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2013/02/22 Fri. 22:55 | trackback: 0 | comment: 0edit

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