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The seaside of Shonan

変わりゆく風景の「今」を残したい

北海道駅巡りの旅 その5 

1日目-5(3/23) 【秩父別駅】
北一已16:12→秩父別16:17
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北海道旅の続き。北一已駅から列車に乗り込み、隣の駅へ。

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木造駅舎が残る秩父別駅で下車。

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「秩父別駅」でググるとヒットするのが「積み残し」事件。
2007年、当駅から深川行きの列車に乗り込もうとした高校生のうち、26人が乗れなかったという事態が発生。ローカル線での出来事という珍しさもあって、全国ニュースに取り上げられたことを私も記憶しています。高校生側のマナーの悪さがが原因か、はたまた単行列車を走らせるJR側の非か、といった議論もありましたが、この超閑散ローカル線のごく限られた時間帯、それもごく一部の区間の混雑を考慮した輸送力を確保する余力がJRに無いということも、今となってはまあ理解できなくはないかな・・・と。とはいえ、積み残しが起こったのは後にも先にもこの1日だけなので、きっと色々な偶然が重なって起こった出来事だったんだろうと推測します。

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それにしても、北海道の駅はどこも自己主張が激しい。。苦笑

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駅舎はなかなかイイ感じ。駅は1910年開業ですが、さすがに開業当時からの駅舎というわけではないようです。

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北一已駅同様、ここも少し前までは渋い外観を残していたようですが、近年リニューアルされたのか小奇麗な感じになっていました・・。取り壊されてしまうよりは余程良いですが、やはり「もっと早く来ていれば・・」と思ってしまう。。

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北海道の駅前でよく見かける倉庫群がここにも。

秩父別→北秩父別(徒歩)
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さて、ここからは歩いての移動。

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冷たい向かい風の中、どこまでも真っすぐな北海道の道をとぼとぼと歩く・・。
変化がないので、ちょっと退屈です。

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歩くこと30分。板切れのホームを持つ北秩父別駅に到着です。

(続く)

(全てCANON EOS 6D+CANON EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM およびTAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USDにて 2017年3月23日撮影)
2017/04/06 Thu. 23:59 | trackback: 0 | comment: 0edit

北海道駅巡りの旅 その4 

1日目-4(3/23) 【北一已駅】
藤山13:42→北一已14:23
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北海道一人旅、留萌本線の駅巡りの続き。藤山駅を後にし、次の目的地へ向かいます。
深川行きの列車には一組の老夫婦しか乗っておらず、平日の日中とはいえあまりにも寂しい有様…。

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その老夫婦も隣の幌糠で降りていき、列車は貸切に…。

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廃止されずにいつまでも残って欲しいと思いますが…留萌本線の、というよりJR北海道の直面する現実を見せつけられた気がします。

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ほんと、こうしてのんびり旅ができるのも今のうちだけなのかもしれませんね…。

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列車は私を降ろし、空気だけを乗せて深川へと去っていく…。

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下車したのは、深川の隣に位置する北一已(きたいちやん)駅。
読み方もさることながら、「已」という漢字を使う地名がそもそも珍しいですね。

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古い木造駅舎が残りますが、壁面はサイディングボードによって補修されているようです。
Wikipediaの画像では木造の質感が残り、とてもいい感じだったんですが…。

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入り口は二重扉になっていて、雪国らしい風情。

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北一已駅は1955年開業。Wikipediaによれば、駅舎は元々深名線の宇津内仮降車場で使用さていたものを移設したそうで、道理で年季が入ってるわけです。宇津内仮降車場は1941年開業らしいので、きっとこの駅舎もその時に建てられたものなんでしょうね。

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そんな魅力的な駅舎が残る北一已駅でしたが、残念なことにこの無線機?か何かが終始ピーピーガーガー煩いの何のって…駅舎の中に居れたもんじゃなかった…。

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駅名標を模したシールが貼られた時計。こういうのって誰が作るんでしょうね…?

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サイディングボードに覆われる前の駅舎の写真も飾ってありました。
いやー、つくづく見惚れるいい駅舎。この時に来たかったなあ…。

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さて、この北一已駅では滞在時間が2時間弱。
朝からカロリーメートしか口にしてなくていい加減腹も減ったので、散策がてら遅めの昼を摂りに出かけます。

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駅周辺はどこを見渡してもこんな一面の雪原。素晴らしい。

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ジェットコースターの道!?

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そんな感じで歩くこと20分弱。訪れたのは「とんでん茶屋」という定食屋さん。
下調べはしてたものの、営業してるのかは着くまで半信半疑だったんですが、ちゃんとやってて一安心。深川のB級グルメだと言う「深川そばめし」のセットを注文しましたが、腹が減ってたことを差し引いても美味かった…。

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こうして身(腹)も心も満たしてくれた北一已駅。
駅舎内に鳴り響く不快なハウリング音を除けば(笑)、景色もいいし、駅舎も渋いし、満点に近い良い駅でした。

(続く)

(全てCANON EOS 6D+CANON EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM およびTAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD およびCANON EF50mm f/1.8 Ⅱ およびCANON EF40mm F2.8にて 2017年3月23日撮影)
2017/04/04 Tue. 23:45 | trackback: 0 | comment: 0edit

北海道駅巡りの旅 その3 

1日目-3(3/23) 【藤山駅】
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北海道の旅初日。留萌本線、藤山駅で下車。

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留萌本線を訪問したあかつきには、是非下車したいと思っていた駅の一つ。
四年前は素通りしてしまいましたが、今回ようやくその思いが果たせました…。

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目の前に広がる胸のすく風景に、心もスーッと軽くなります。

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小ぶりながらも木造の駅舎と、少し駅舎の方に傾き、まるで寄り添うように立つ一本の名もなき木…。
この両者のバランスと構図が完璧で、美しさすら覚えます。

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駅前風景。基本的には静かな環境で、駅前を走る国道も車通りはまばら。
でも、たまに通る車は例外なく猛スピードで、それもまた北海道らしいなあ…と。

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北海道の歴史は開拓の歴史。今でこそひっそりと佇むこの駅も、かつては多くの開拓者によって切り開かれ、望まれた場所だったのでしょう。大和田駅訪問の際にも書いたことですが、北海道の駅はどこも「過去」と「今」との隔たりを感じさせるものがあって、いちいち感傷的になります。それがまた、私が北海道の駅に惹かれる理由の一つでもあるのですが。

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駅舎はかつてに比べて小ぶりになってしまったものの、各所に長年風雪に耐えてきた矜持を感じます。

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まだ次の列車までは時間があったので、駅近くをブラブラ。

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ホームからも見える、広々とした風景。今でこそ一面雪景色ですが、夏はまたきっと全く違う景色を見せてくれるのでしょう。緑に包まれた留萌本線も良いだろうなあ…と、隣の芝は青い的な想像。

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藤山駅での滞在時間は70分程度。悲しいかな、言葉にするとどうしても陳腐になってしまい、ボキャブラリーが乏しい自分がこれ以上この駅について語ることはできそうにありません。でも、70分という滞在時間では全く足りなかったことだけは事実。穏やかで優しい時間の流れる、居心地の良い駅でした。

(続く)

(全てCANON EOS 6D+CANON EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM およびTAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD およびCANON EF50mm f/1.8 Ⅱにて 2017年3月23日撮影)
2017/04/01 Sat. 23:59 | trackback: 0 | comment: 2edit

北海道駅巡りの旅 その2 

1日目-2(3/23)【大和田駅】
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北海道の旅、初日。北海道上陸後、最初に降り立ったのは、留萌のお隣に位置する大和田駅。

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車掌車を改造した駅舎を有する、いかにも北海道の駅。

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雪がない部分がホーム。
周辺にはポツポツと民家があるほか、線路と並行して留萌国道も走っており、秘境感はありません。

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いざ駅舎の中へ。
実は、こうした貨車改造の駅舎に踏み入れたのは今回が初めてでしたが、寒さをしっかりしのげて、居住性は意外と良さ気です。まあ夏は暑そうですけどね…。

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留萌本線の中でも地味な部類の駅ですが、ここにも駅ノートが。

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パラパラとめくってみると、奇しくも私が訪問した日は先客がいたようです。
二ヶ月ぶりの書き込みが、自分の訪問の直前だったとは…。

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wikiによれば、元々は隣の藤山駅に似た駅舎があったという大和田駅。
かつては炭鉱としても栄えたようで、往時はこの辺りにも賑わいがあったのでしょう。北海道の駅を訪問して感じる、そこはかとない寂しさは、至る所に当地の興亡が見て取れるからかもしれません。

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大和田駅には30分足らずの滞在。取り立てて見るべきものがあるわけではないですが、静かでのんびりとした北海道らしい駅でした。

大和田12:24→藤山12:28
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その後、やってきた列車に乗り一駅移動。

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やっと…ここへ…。

(続く)

(全てCANON EOS 6D+CANON EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM およびTAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD およびCANON EF50mm f/1.8 Ⅱにて 2017年3月23日撮影)
2017/03/31 Fri. 23:59 | trackback: 0 | comment: 0edit

北海道駅巡りの旅 その1 

1日目-1(3/23) 【北海道、そして留萌本線へ】
羽田空港7:30→新千歳空港9:00 JAL503便
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3月23日、旅初日。羽田空港が今回の旅のスタート地点。
出張で貯めたマイルで特典航空券を予約し、休みを2日も頂き、ようやく訪れた北海道行きのチャンス。少しの時間も無駄には出来ないと、羽田7時半発の飛行機で北海道へと渡ります。2012年12月の一人旅以来、およそ4年4か月ぶりの北海道へ、いざ。

新千歳空港9:15→札幌9:52
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幸い、一番懸念していた天候も全く問題なく、飛行機も定時での発着でした。
ちょっとでも飛行機が遅れてたらアウト!というタイトなスケジューリングでしたが、何とか予定通りの列車に乗車して札幌へ。

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空港を出て早々、車窓には一面の雪景色。ところどころ青空が見えていたものの、時折雪が降ったり、また晴れたり、と北海道らしい落ち着かない空模様でした。

札幌10:00→深川11:06 ライラック11号
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札幌からは、3月のダイヤ改正で10年ぶりに愛称が復活した「ライラック」にて深川へ。
勿論18切符は使えないので、別途乗車券も買い直し。。

深川11:09→大和田11:58
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深川からは今旅の目的の一つでもある留萌本線に乗車。
昨年12月に留萌~増毛が廃止されたことは記憶に新しいですが、残る区間も廃止が検討されているとの報道があり、のんびり旅できるのも今のうちだけだろう…と、今回の旅のメインに据えた次第。

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座席は半分も埋まっていない状況。まあ平日の昼間はこんなもんか。。

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列車は深川を発車。すぐに街並みは途切れ、広大な雪原の中を進んでいきます。
キハ54のエンジンの唸りを感じながら、窓の外に広がる白銀の世界をぼーっと眺める至福…。これだけでも北海道に来た甲斐があった。。

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途中、石狩沼田ではまとまった下車客があり、車内は一気に閑散となりました。

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その後、恵比島の先で峠を越えて・・

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最初の下車駅が見えてきました。

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留萌まで行くと何だか感傷的になってしまいそうだったので、一つ手前の大和田で下車。

(続く)

(CANON EOS 6D+CANON EF24-105mm F3.5-5.6 IS STMおよびTAMRON SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USDにて 2017年3月23日撮影)
2017/03/28 Tue. 23:59 | trackback: 0 | comment: 0edit